最近では一眼レフカメラで動画を撮影することが当たり前になってきました。一眼レフカメラで動画を撮影するためには、まずカメラ本体が必要となります。最低限カメラ本体があれば動画撮影をすることは可能ですが、そのほかにどんな機材が必要なのでしょうか?
本記事では、一眼レフ動画撮影で揃えておきたい機材とそれぞれのおすすめ機材もご紹介します。
目次
動画撮影で使用する一眼レフカメラと共に揃えておきたい機材は?
動画撮影において一眼レフカメラ本体とともに揃えておきたい機材は、どんな映像を撮りたいのかにもよりますが、まずは今回ご紹介する機材を揃えるのがおすすめです。
一眼レフカメラ動画撮影で揃えたい機材①|マイク

一番レフカメラで動画を撮影する際に、まず必要となる機材はなんと言ってもマイクです。最近の一眼レフカメラは動画撮影も得意な機種が増えてきましたが、ビデオカメラとは異なり、もともと静止画を専門にしているのが一眼カメラです。そのため、内臓マイクの機能はお世辞にもいいとは言えません。音質だけで動画の印象は変わってしまいます。一眼レフで動画を撮る予定なら、カメラの次にマイクを購入しましょう!
一眼レフカメラ動画撮影で揃えたい機材②|三脚

一眼レフで動画を撮るにあたって、三脚もとても重要なアイテムです。一眼レフカメラでも最近は手振れ補正機能があるものも増えてますが、こちらもビデオカメラほどの機能は備わっていません。自撮りをしたい場合や定点撮影をする場合にも三脚は必ずと言っていいほど必要です。三脚にもいろいろな種類があるので、撮りたい映像に合わせた三脚を持っておくと便利です。
一眼レフカメラ動画撮影で揃えたい機材③|ジンバル

ジンバルは動きながらムービーを撮影する際に使用する機材です。カメラを動かさずに撮影する場合は三脚のみで十分ですが、歩きながら撮影をする場合には、手振れを防ぐためにジンバルを使用するのがおすすめです。
一眼レフカメラ動画撮影で揃えたい機材④|NDフィルター

NDフィルターはレンズ内に入る光の量を調整するためのレンズに取り付けるフィルターです。一眼レフで動画を撮影する場合、フレームレートは基本固定となるため、白飛びを防ぎ、スムーズな映像をとるために必要となってくるのがNDフィルターです。野外で撮影する機会の多い場合は、必須ともいえるアイテムです。
一眼レフカメラ動画撮影で揃えたい機材⑤|照明機材

照明機材も動画を撮影する際に揃えておきたい機材の一つです。特に屋内での撮影の際は照明機材があるだけで、動画表現の幅が格段に広がります。照明機材と一口に言っても、目的に応じて様々な種類があるので、撮りたい映像に応じて必要な照明を揃えていくと良いでしょう。
【カメラボディ】おすすめ機材を紹介!
まずは一番重要なカメラボディのおすすめをご紹介します。
おすすめボディ①|Sony α7S III(ミラーレス)
Sonyのフルサイズミラーレス一眼で人気のα7シリーズ。動画のプロも使うハイレベルなカメラです。一眼といっても動画撮影を得意としていて、被写体をすばやくとらえるオートフォーカス機能が評判です。また、手持ち撮影をサポートする手振れ補正機能もあり、動画を撮るための一眼が欲しい方におすすめです。
おすすめボディ②|Canon Kiss X10(一眼レフ)
続いておすすめしたいのはCanonのKiss X10です。上記でご紹介したSonyはミラーレス一眼ですが、こちらは一眼レフカメラ。一般的に一眼レフカメラはミラーレスに比べ、大きく重いというイメージですが、こちらはとても軽量、かつお値段もリーズナブルなので、初めて一眼動画に挑戦してみたいという方におすすめです。Canonの豊富なレンズラインナップが使用できるのも魅力です。
おすすめボディ③|Lumix DC-GH5M II(ミラーレス)
パナソニックが発売しているミラーレス一眼のLumixシリーズは動画撮影に特化しているため、一眼動画を撮りたい人におすすめです。動画撮影に特化しているため、手振れ補正機能もついており、スマホとの連携も簡単にできる機材です。
おすすめカメラボディ④|FUJIFILM X-T3(ミラーレス)
根強いファンを持つFUJIFILMのミラーレス一眼。X-T3はその見た目のかわいさもさることながら、高機能なオートフォーカス機能や手振れ補正機能もついていて、おしゃれに動画撮影をしたい方におすすめのカメラボディです。
【マイク】おすすめ機材を紹介!
一眼レフカメラでの動画撮影でおすすめのマイクをご紹介します。
おすすめマイク①|RODE Video Micro
マイク業界王手のRODEのマイクです。小型で扱いやすく、お値段もリーズナブルなのに、高機能なので、迷ったらまずはこのマイクを試してみましょう。
おすすめマイク②|Ulanzi VM-Q1
一眼でVlogなどを撮影したい方におすすめの単一指向マイクです。コンパクトなので外に持ち歩く機会が多くても安心で、なんと言ってもコスパの良さが必見です。
おすすめマイク③|ゼンハイザー MKE 600
プロクリエイターの愛用者も多いゼンハイザーのMKE600は本格的なカメラが欲しい方におすすめです。鋭指向性というタイプのマイクで、狙ったところの音だけを拾ってくれるため、環境音などの多い場所で特定の音のみを拾いたいときなどに便利です。
【三脚】おすすめ機材を紹介!
一眼レフカメラでの動画撮影でおすすめの三脚をご紹介します。
おすすめ三脚①|VILTROX VX-18M
プロ級の機能を備えながら、2万円以下で購入できるコスパ最強の三脚です。キャリーバッグもついているため、持ち運びも便利です。
おすすめ三脚②|SLIK CS624FA
三脚でおすすめなのはカーボン素材。軽くて丈夫なため、持ち運ぶ機会が多い方はぜひカーボン素材の三脚を検討してみてください。SLIKは人気の三脚メーカーで、質の高い三脚をたくさん取り揃えています。
【ジンバル】おすすめ機材を紹介!
一眼レフカメラでの動画撮影でおすすめのジンバルをご紹介します。
おすすめジンバル①|Zhiyun WEEBILL S
大きな一眼をしっかりと支え手振れを抑えてくれるジンバルです。多くのモードがあり、様々なアクセサリーを取り付けることができ、カメラを安定させて撮影させたい様々な場面に対応することができます。
おすすめジンバル②|DJI RS 2
DJI RS2は小さなアクションカメラから、大きな一眼レフまで対応できます。1.4インチのタッチ画面搭載で操作もしやすく、軽量で強度の高いカーボンファイバー製のため、アウトドアなどでも大活躍してくれます。
【NDフィルター】おすすめ機材を紹介!
一眼レフカメラでの動画撮影でおすすめのNDフィルターをご紹介します。
おすすめNDフィルター①|K&F Concept
比較的安価に購入できる可変NDフィルターです。可変NDフィルターは、フィルターを回すことで、フィルターの濃度を変更できるため、一枚あれば様々なシチュエーションに対応できます。
おすすめNDフィルター②|MARUMI CREATION VARI
日本のメーカーであるMARUMIのNDフィルターはその高い品質でプロにも人気です。こちらも可変フィルターで、可変幅が大きいため様々なシーンで活躍してくれます。
【照明機材】おすすめ機材を紹介!
一眼レフカメラでの動画撮影でおすすめの照明機材をご紹介します。
おすすめ照明①|PIXEL G1S
カメラに直接取り付けられるタイプの照明です。カラーや角度を自由に変更ができ一つあるだけで映像表現の幅がとても広がります。
おすすめ照明②|Neewer CRI96+
スタンドなどに立てて使用するライトで、Neewerはカメラ用照明機器で有名な中国のメーカー。高品質でありながらリーズナブルな価格で購入することができます。
【その他】おすすめ機材を紹介!
上記でご紹介した以外にも、あると便利なグッズをご紹介します。
ビデオモニター

一眼レフカメラ自体にもモニターはついていますが、外付けのビデオモニターがあるととても便利です。カメラ自体の小さなモニターでは、フォーカスや明るさの調整が難しい場面があります。また外付けのモニターがあれば、カメラのモニターを覗きにくい角度で撮影の際も、外付けモニターなら角度を自由に変更することができます。
カメラリグ

カメラリグとは、カメラに補助機材を装着するためのマウントを指します。今回紹介した、マイクや照明など複数の補助機材を取り付ける際にあると便利なアイテムです。
カメラバッグ

一眼レフで動画撮影をしていると、カメラやレンズはもちろん、その他の機材で荷物がとても多くなってしまします。カメラ専用のバッグなら、クッションが入っていたり、アイテムが整理しやすいように荷室が分かれていたりするので、カメラや機材を整理しながら安心に持ち運ぶことができます。
一眼レフカメラで動画撮影をするなら機材を揃えましょう!
動画撮影は、まずカメラがあれば始められます。しかし、写真撮影を得意としている一眼レフで動画を撮影するには、様々な補助機材が必要です。せっかくきれいな映像の撮れる一眼レフで動画を撮影するなら、周辺機器もしっかり揃えて満足いく映像作品を目指しましょう!