- そもそもVEGAS Proってどんなソフトなの?
- 他の動画編集ソフトと何が違うの?
こんな疑問をお持ちではありませんか?
そこでこの記事ではそんなVEGAS Proに関する疑問を解決します。
この記事のゴール
- VEGAS Proがどんな特徴のあるソフトか分かるようになる
- 他ソフトとの違いを知って、自分に合ったソフトか分かるようになる
- 無料体験版の有無を知る
ぜひご一読ください!
Vegas Proとはどんなソフト?
Vegas Pro(ベガスプロ)は評判の高い万能な動画編集ソフト

Vegas Pro(ベガスプロ)は、初心者からプロまで幅広い利用者に使われている評判の高い動画編集ソフトです!Windows環境で動くソフトなので、Macでは使えません。
Vegas Proは、3つにランク分けされた動画編集ソフトを販売しているので、自分の編集スタイルに合ったソフトを選べます。
- Vegas Pro 17 Edit
- Vegas Pro 17
- Vegas Pro 17 Suite
『Vegas Pro 17 Edit』は、動画編集ソフト本体です。
『Vegas Pro 17』は動画編集ソフトにより使いやすくなるプラグインがセットで付いてくるので、クオリティや作業効率を上げたい人におすすめです。
『Vegas Pro 17 Suite』は、プロ向けの最上位モデルで、プラグインとは別に音声編集ソフトなども収録されています。
Vegas Proは直感的で作業効率を高めてくれる
Vegas Proは、UIに優れており、直感的な操作が可能なので、動画編集を始めたての初心者でも使いやすいのが評判の良いポイントの1つです。
また、直感的に操作ができるうえ、作業効率を高めてくれる以下のような便利機能も充実しています。
- 編集ポイントにマウスが自動的に吸着
- 動画を重ねて配置すると自動でクロスフェード効果が適用される
- ドラッグ&ドロップで素材の配置やエフェクトの適応が簡単にできる
- 豊富なショートカットで作業効率アップ!カスタマイズも可能
エフェクトやトランジションの種類が豊富で評判も良いので、YouTubeや結婚式ムービー、PVやMVなどを作成する人に最適です!
幅広いファイル形式に対応している
Vegas Proは、XAVC、XDCAM HD、AVCHD、HDCAM SR、R3Dファイルなど、 幅広いファイル形式に対応しています。
変換することなく、そのまま動画を読み込めるので、特殊なファイル形式を扱う人にもおすすめです。
対応しているファイル形式は以下の通りです。
入力
【ビデオ】 Blackmagic RAW*、HEVC/H.265、AVC/H.264、MP4、MPEG-2、MPEG-1、AVI、WMV、M4V、Sony XAVC / XAVC-S / XDCAM EX / HD 422 / MXF / ProDisc / HDCAM SR、MPEG IMX、DV、HDV、AVCHD、Panasonic P2、RED RAW*ベータ版
【オーディオ】 AIFF、AAC、MP2、MP3、M4A、OGG Vorbis、WAV、WMA、FLAC
【画像】 BMP、GIF、PNG、JPG、TIFF、DPX、OpenEXR、WDP、DNG
【その他】 Premiere/After Effects (*.prproj)、Final Cut Pro 7/ DaVinci Resolve (*.xml)、Final Cut Pro X (*.fcpxml)、EDL Text File (*.txt)、Broadcast Wave Format、Closed Captioning (SRT)
【解像度】 SD、HD、4K、8K
出力
【ビデオ】 HEVC / H.265、AVC / H.264、MPEG-2、MPEG-1、MP4、AVI、WMV、Sony XAVC / XAVC-S / MXF / HDCAM SR、Panasonic P2、XDCAM EX
【オーディオ】 AIFF、AAC、MP3、OGG Vorbis、WAV、WMA、FLAC
【画像】 BMP、PNG、JPG、TIFF、DPX、OpenEXR
【その他】 VEGAS Project Archive (*.veg, *.vf)、Premiere/After Effects (*.prproj)、Final Cut Pro 7/DaVinci Resolve (*.xml)、Final Cut Pro X (*.fcpxml)、EDL Text File (*.txt)、XDCAM Disc
【解像度】 SD、HD、4K、8K
(出典:ソースネクスト)
Vegas Proはどのような人におすすめ?
直感的で使いやすい動画編集ソフトを使いたい人
動画編集と聞くと難しいイメージを持っている人もいるかもしれません。そんな人はVegas Proがおすすめです!
前述したようにUIに優れており、初心者でも使いやすいソフトです。
かゆいところにも手が届く万能ソフトなので、直感的で使いやすい動画編集ソフトを探している人は、検討してみましょう!
エフェクトやトランジションなどをよく使う人
Vegas Proは、はじめからたくさんエフェクトやトランジション、フィルターが用意されているので、動画を自由自在にカスタマイズできます。
さらに強力なカラーグレーディングにより、より理想に近い世界観を表現できるので、CMやVLOGのような映像作品を作りたい人におすすめです!
無料の動画編集ソフトに限界を感じている人
動画編集ソフトの中には、無料で使えるものもたくさんありますが、一定以上のクオリティを目指すのであれば、限界があります。
Vegas Proは、初心者でも使いやすく、使い方次第であらゆる映像作品がつくれるので、
無料ソフトで限界を感じている人は、Vegas Proを検討してみるのも良いと思います!
Vegas Proと他の動画編集ソフトの比較
ここからは、Vegas Proを他の動画編集と比較していきましょう!今回は、動画編集ソフトの代表ともいえる『Premiere Pro』を比較対象として、以下の以下の3つを見比べていきます!

- 利用者数
- 他ソフトとの連携
- 価格と無料体験版の有無
比較ポイント①利用者数
利用者数は、動画編集ソフトを選ぶうえで重要なポイントになります。
なぜなら利用者数が多いほど、出回っている情報も多いからです。利用者数が少ないソフトは、情報も少ない傾向にあり、独学で躓いた時に解決策が探せない場合もあります。
このポイントでいうと、Premiere Proに軍配が上がります。Premiere Proは、世界で最も利用者が多く、Web上やYouTubeなどにたくさんの情報があります。
Vegas Proも動画編集ソフトの中では人気ですが、まだメジャーなソフトではないため、情報はそこまで多くありません。
比較ポイント②他ソフトとの連携
他ソフトとの連携も比較するうえで大切なポイントです。
動画編集では画像を修正することやアニメーションを作成することもあると思います。
そんな時に他ソフトと連携ができると便利です。
まずVegas Proの場合は、シームレスな連携はできませんが、編集したタイムラインをDaVinci ResolveやFinal Cut Pro、Adobe Premiere Proなどで読み込めます。
ただ、エフェクトやトランジションは引続ぐことができない点や動画編集ソフトをいくつも使い分けることが少ない点から連携に関しては、そこまで強くありません。
Premiere Proの場合は、他のAdobe製ソフト(After EffectsやPhotoshop)とリアルタイムの連携が可能です。
編集内容に特化したソフトを使うことで作業効率やクオリティも高まり、何度も書き出す手間も省けます。
動画編集の過程で画像作成(サムネイルやイラスト)、アニメーション作成をする人は、Premiere Proがおすすめです。
比較ポイント③価格と無料体験版の有無
Vegas Proは買い切り版、Premiere Proはサブスクリプションとなっており、支払い方法が異なります。
まず、買い切り版のVegas Proの価格は次のとおりです。
VEGAS Pro 16 Edit:44,189円
VEGAS Pro 16:66,339円
VEGAS Pro 16 Suite:88,489円
Premiere Proは、単体プラン(Premiere Proのみ)とコンプリートプラン(他Adobeソフトも利用可)の2つのプランを月額制で利用できます。
単体プラン: 2,728 円/月
Adobe CCコンプリートプラン:6,248 円/月
また、2つのソフトどちらも無料体験版が用意されており、Premiere Proの場合は7日間
VEGAS Proは30日間無料で利用できます。
Premiere Proの無料体験版について
前述したようにPremiere Proは、7日間の無料体験版があるので、気になる人は試してみましょう!その際に以下の注意点も併せて覚えておきましょう。
- 無料体験後は自動で有料プランに切り替わる
- 体験中の制作物は商用利用できない
- 一度でも体験版を利用したことのある端末では、利用できない
Vegas Pro以外のソフトも体験してみよう!
Vegas Proも万能な動画編集ソフトですが、自分の編集スタイルにマッチした動画編集ソフトを選ぶことがなにより大切なことです。
いざ動画編集ソフトを体験してみると、使いやすさや違和感などを編集中に感じることができます。そのため、最も自分に合った動画編集ソフトを選ぶ意味でも、まずは気になった動画編集ソフトで体験してみましょう!