Youtubeでよく見るフォントをジャンル別に紹介!【選び方や使い方まで】

  

Youtube動画の魅力を高めるためには、動画本編の内容だけではなくフォントも重要です。フォントによって動画の印象がガラッと変わるため、動画の目的に沿ったフォントを活用することで動画の内容を伝えやすくすることができます。

  

この記事では、YouTubeでよく見るフォントをジャンル別に紹介します。記事の後半では、目的に沿ったフォントの選び方や使い方も解説しているので参考にしてみてください。

  

Youtube用フォント3選【基本の字幕用】

  

Youtube用のフォントは、テロップなどで使用しベースのフォントとなる「字幕用フォント」と、強調したいところで使用する「装飾用フォント」があります。ここでは基本のフォントとなる「字幕用フォント」を紹介します。

  

ヒラギノ角ゴシック | 基本の字幕用おすすめフォント①

  

  

「ヒラギノ角ゴシック」はiOSに標準搭載されているフォントです。存在感がありつつ、読みやすくつぶれにくいという実用性も兼ね備えています。

  

多彩なウエイトを持つため、極小サイズのキャプションから特大サイズまで対応することが可能です。

  

Rounded M+ | 基本の字幕用おすすめフォント②

  

  

「Rounded M+」は、丸ゴシック体が特徴のフォントです。丸みをより強めてBlack(極太)を基準にした「Rounded-X M+」、一方で丸みを弱めてThin(極細)を基準にした「Rounded-L M+」などの種類があるのも魅力です。

  

丸みを帯びたカタチと一定の文字の太さから、柔らかい印象を持たせることができます。

  

ラノベPOP | 基本の字幕用おすすめフォント③

  

  

「ラノベPOP」は、弾むような楽しい雰囲気のあるフォントです。マジックペンで勢いよく描いたようなデザインが加えられています。

  

少し癖のあるフォントのため、エンタメ系のyoutube動画字幕などで使用されることが多いフォントになっています。

  

Youtube用フォント2選【おふざけ用】

  

動画内でのボケやツッコミ等用におすすめのフォントを紹介します。勢いのあるツッコミや、コミカルなおふざけに適したフォントが豊富です。

  

851チカラヅヨク | おふざけ動画用おすすめフォント①

  

  

「851チカラヅヨク」は、力強く、勢いの感じられるフォントです。ひらがなが穏やかな「かなA」と、ひらがなが刺々しい「かなB」の種類があります。

  

ひらがな、カタカナ、数字、常用漢字などに対応しているので、幅広い場面で使用することができるのも魅力です。

  

851チカラヨワク | おふざけ動画用おすすめフォント②

  

  

「851チカラヨワク」は、フニャフニャと柔らかさを感じさせるフォントになっています。文字の太い部分と細い部分が、何とも言えない力の抜けた雰囲気を醸し出しています。コミカルなおふざけに適したフォントです。

  

Youtube用フォント2選【真面目な話用】

  

ここからは、 YouTube動画において、真面目な話や重大発表をする際などにおすすめのフォントを紹介します。

  

Noto Sans CJK JP | 真面目な話用おすすめフォント①

  

 

「Noto Sans CJK JP」は、GoogleとAdobeが共同開発したフォントです。webでの読みやすさを考えられたデザインとなっており、AndroidとchromeOSにシステムフォントとして導入されているのも特徴です。

  

シンプルでニュートラルなフォントのため、信頼のある印象を持たせることができます。

  

はんなり明朝 | 真面目な話用おすすめフォント②

  

  

「はんなり明朝」は、柔らかさと真面目さを兼ね備えたフォントです。築地体を参考とし、やさしく、ふんわりとしたひらがなとカタカナが揃っています。

  

真面目な話の中にも、落ち着いた雰囲気を持たせたいときに適しているフォントです。

  

Youtube用フォント2選【効果音用】

  

効果音を字幕等で表現するときに適したフォントを紹介します。

  

コーポレート・ロゴ | 効果音用おすすめフォント①

  

  

「コーポレート・ロゴ」は企業で使われているようなシンプルなロゴ文字をイメージしたフォントです。効果音は短時間しか表示されないため、短い時間でも読めるようにコーポレート・ロゴのような可読性に優れたフォントがおすすめです。

  

Impact | 効果音用おすすめフォント②

  

 

「Impact」は、縦長のカタチや太字が特徴のフォントです。他のフォントに比べるとかなり線が太く余白が少ないため、インパクトが強くなります。英語の効果音を使用したい場合などに適したフォントと言えます。

  

Youtube用フォント2選【可愛い系】

  

動画にかわいさを持たせたいときにおすすめのフォントを紹介します。

  

たぬき油性マジック | 可愛い系おすすめフォント①

  

  

「たぬき油性マジック」は、油性極太マジックを使った手書き文字感が特徴のフォントです。ポップな手書き文字感を出すことができます。

  

また、フォントカラーを柔らかい色にすることで、より可愛さを演出することができます。ユーチューバーのこばしり。さんもメイク動画などのサムネイルでよく使用しているフォントです。

  

ふい字 | 可愛い系おすすめフォント②

  

  

「ふい字」は、サインペンで描いたような手書き感のあるフォントです。子ども向けのコンテンツや柔らかい印象を与えたい場合におすすめです。

  

使い勝手もよく、縦書きや、ひらがな/全角・半角カタカナ/全角・半角数字/全角・半角アルファベット/各種記号/絵文字などにも対応しています。

  

Youtube用フォント2選【決め台詞用】

  

ここでは、エンタメ系youtubeなどに使われる、決め台詞に適したフォントを紹介します。

  

キルゴU | 決め台詞用おすすめフォント①

  

  

「キルゴU」は、インパクトが強いフォントです。角ばったカタチや太めのウエイトが印象的で、大きな声で言われているような印象を持ちます。目立つフォントなので、サムネイルに使用されることも多くあります。

  

チェックポイントフォント | 決め台詞用おすすめフォント②

  

  

「チェックポイントフォント」は、日本テレビ系列で放送されていたクイズ番組『アメリカ横断ウルトラクイズ』の各種場面で使用された文字をイメージして作られたフォントとして有名です。太字でありながら柔らかい雰囲気を持つ点が特徴です。

  

Youtube用フォントを選ぶ・使うコツは?

  

ここまで、おすすめのYoutube用フォントを紹介してきました。ジャンルによって、さまざまなフォントがあるのが魅力ですよね。ここからは、Youtube用フォントを選ぶ・使う際のコツを解説します。コツは以下の3つが挙げられます。

  

  • 見やすいフォントであるか
  • 使うフォントの数は適しているか
  • フォントの印象と動画の雰囲気があっているか

  

サムネ等で見やすいフォントであるか | YouTube用フォントのコツ①

  

字幕、サムネイルのどちらで使用する場合でも、「文字の見やすさ」が大切になります。特に、字幕で使用するフォントは他のフォントに比べ使用する割合が多くなるため、雰囲気よりも可読性を重要視しましょう。

  

point

可読性の高いフォント字幕で使用し、強調したい部分装飾用フォントを使うのがおすすめです。

  

使うフォントの数は適しているか | YouTube用フォントのコツ②

  

1つの動画で使用するフォントの数が多すぎると、動画全体の同一感が薄れ、煩雑な印象になります。

  

1つのYouTube動画で使うフォント数は、ベースとなる字幕用フォント1つに加え、強調したい箇所だけに装飾用フォントを使用するとより効果的にイメージを伝えることができます。

  

動画の雰囲気とあっているか | YouTube用フォントのコツ③

  

特に、装飾用フォントでは、フォントそれぞれに印象があるため、動画の雰囲気とフォントの印象が異なる場合、伝えたい内容が伝わりづらくなる場合があります。

  

紹介したフォントのイメージと動画の雰囲気、伝えたい内容があっているか確認して使用しましょう。

  

Youtube用フォントを使ってみよう!

  

テロップやサムネイルの見せ方一つで、動画の印象をガラッと変えることができます。動画の魅力を高めるYoutube用フォント。今回ご紹介したフォントを参考に、作成する動画に適したフォントを見つけてみてくださいね。