Illustrator【効率UPに必須】スクリプト7選と入れ方を教えます

イラストレーターでの作業中、何度も同じ操作をしたり、細かい処理を行ったりと、もっと効率よく制作を進めていきたいと思うことがあります。

そんなとき、作業を手助けしてくれる便利なプログラムが「スクリプト」です。しかし、プログラムと聞くとなんだか難しそうにも感じますよね。

ここでは、イラストレーターにスクリプトを追加する方法だけでなく、作業の効率アップに使えるスクリプトを解説します。

Illustratorの「スクリプト」とは?

Illustratorのスクリプト①|スクリプトってなに?

スクリプトとは、Illustratorに追加することで、本来は使えない機能が使えたり、自動的な処理を行えたりする便利なプログラムのことです。

イラレの標準機能やアクション機能だけでは手の届きにくい、特殊な操作を追加できます。

スクリプトは自由に導入・削除ができるので、自分の作業に必要なものを選んで入れてみましょう。

Illustratorのスクリプト②|スクリプトはどこで入手するの?

Illustratorのスクリプトは、WEB上で無料配布されているほか、有料で購入できるものもあります。

スクリプトはJavascriptをはじめとするプログラム言語で書かれていて、自分で作成したものを導入することもできます。

Illustratorのスクリプト③|イラレに入れたスクリプトの確認方法

Illustratorに入れたスクリプトは、ファイルメニューから確認したり、実行したりできます。

また、SPAiというフリーのアプリを使えば、Illustratorに入れたスクリプトをショートカットで使えるようになります。

なお、このアプリはスクリプトではないので、次に解説するスクリプトの入れ方では実行できません。

Illustratorのスクリプトの入れ方

Illustratorのスクリプトの入れ方①|配布スクリプトをダウンロード

Illustratorへのスクリプトの入れ方は、それほど難しくはありません。

まずは、インターネット上で配布されているスクリプトをIllustratorに入れてみましょう。

今回は例として、三階ラボで無料配布されているスクリプトの入れ方を解説します。

Add Artboardsというスクリプトをダウンロードします。

Illustratorのスクリプトの入れ方②|指定のフォルダに移動する

ダウンロードしたzipファイルを解凍すると、上の画像のJSXファイルが入っています。

このJSXファイルを、指定のフォルダに移動します。

Windows OSとMac OSとで移動先のフォルダが違うため、しっかり確認しましょう。

“point”

Windowsの場合…

C:>Program Files>Adobe>Adobe Illustrator 2021>プリセット>ja_JP>スクリプト

Mac OSの場合…

アプリケーション>Adobe Illustrator 2020>プリセット>ja_JP>スクリプト

Illustratorのスクリプトの入れ方③|ファイルメニューから確認する

JSXファイルを指定のフォルダに入れたら、Illustratorを起動します。すでに起動している場合は、一度再起動しましょう。

ファイルメニューからスクリプトを見ると、先程フォルダに入れたスクリプトが表示されていることがわかります。

これでIllustratorにスクリプトを入れることができました。このほかのスクリプトの入れ方も同じです。

Illustratorの作業効率化に欠かせないスクリプト7選!

Illustratorおすすめスクリプト①|テキストばらしAIの使い方

「テキストばらしAI」は、複数行のテキストを行ごとにバラバラにできるスクリプトです。

使い方はカンタンで、複数行のテキストを選択した状態で、ファイルメニューから「テキストばらしAI」を実行するだけ。一行ごとにコピーペーストする必要がなくなります。

テキストをたくさん取り扱う作業をする方には必須のスクリプトです。

https://www.tactsystem.co.jp/applescript/illustrator07.html

Illustratorおすすめスクリプト②|改行を1秒で取り去るスクリプト

「改行を1秒で取り去るスクリプト」は、その名の通り、複数行のテキストを選択した状態で実行することで、改行をなくすことができます。

http://gorolib.blog.jp/archives/66447877.html

Illustratorおすすめスクリプト③|アートボードごとに書き出せる!Artboard Explorerの使い方

Illustratorの標準機能でもアートボードごとに書き出しができますが、「Artboard Explorer」スクリプトでは、より細かく設定して書き出すことができます。

https://onthehead.com/ais/export001/

Illustratorおすすめスクリプト④|カラーの値を丸めるスクリプト

「カラーの値を丸める」スクリプトは、Photoshopなどで作成したRGBの値を、CMYKの値に変換する際に便利です。

印刷所等への入稿時、RGBの値では色味が大きく変わってしまうトラブルを防止できます。

Illustratorおすすめスクリプト⑤|アートボードサイズの矩形の作り方

アートボードぴったりサイズの矩形の作り方は、このスクリプトひとつでOKです。

上記の設定のままOKボタンをクリックすると、以下のように矩形が描画されます。

余白の数字を入力したり、倍率を入力したりすれば、自由にサイズを調整できます。

https://onthehead.com/ais/draw001/

Illustratorおすすめスクリプト⑥|トンボとガイドを追加するスクリプトの使い方

印刷物の制作時、作業の前に設定しておきたいトンボやガイドを追加するスクリプトです。

こちらも使い方はカンタンで、アートボードを選択した状態でスクリプトを実行するだけ。3mmの仕上がり線・塗り足し線が自動で追加されます。

トンボやガイドは手動で作成すると失敗しやすいので、こうしたスクリプトを活用していきましょう。

Illustratorおすすめスクリプト⑦|ロゴ作成に便利!図形描画スクリプト

ロゴの作り方に悩んでいませんか?「メタボール」をはじめとするスクリプトは、さまざまな図形の描画に便利です。

円を二つ以上選択した状態で「メタボール」スクリプトを実行すると、調整用のダイアログボックスが開きます。

OKボタンをクリックすると、手作業ではなかなか描きにくい図形も簡単に描くことができます。

このメタボールのほかにも、ロゴの作成等に有用なスクリプトが配布されています。

http://shspage.com/aijs/

Illustratorのスクリプトで自動化させよう!

イラストレーターの便利なスクリプトをご紹介しました。

スクリプトの大半は無料でダウンロードできるほか、入れ方や使い方も簡単なものが多いです。プログラミングの知識があれば、スクリプトの設定を調整したり、自分好みのスクリプトを作ることもできます。

よく使う操作をどんどんスクリプトに任せて、日々の作業をどんどん自動化・効率化していきましょう。