Lightroom |書き出しの解像度を設定する方法は?手順を1から解説します!

今回は簡単にPCやスマホ、タブレットなどで画像データを共有できるソフト「Lightroom」を使って、画像を書き出した際の解像度の設定方法についての記事となります。

解像度とは画像のきめ細やかさの事を指し、解像度の数値が大きいほどきめ細かい高精細な画質となり、少ないほど荒っぽい画質となるのです。

プリンターを使い印刷する場合は350ppi以上の解像度が必要となったり、インターネットサイトで表示される画像は72ppiよりも大きくなくても良いとされています。

今回の記事は、これらの用途などで解像度を変更したい方に向けてまとめました。

Lightroomで書き出しの解像度を設定する方法|サイズも設定する場合

Lightroomで画像データを選択する

Lightroomを開き、画像一覧からサイズと解像度を設定したい画像データをクリックした後に選択しましょう。

選択したい画像が一覧に表示されない場合、画面右上の「写真を追加」をクリックしてください。

そして「参照」をクリックしましょう。

追加したい画像を選択して「読み込む項目を確認」してください。

そうすれば画像一覧に画像が追加されますので、確認してみましょう。

Lightroomの書き出し画面を表示する

次は選択された画像の書き出し設定を行っていきます。

画面右上の「共有」マークをクリックし、

②「カスタム設定」をクリックしてください。

そうすると、下の画像のような設定のページに移ります。

Lightroomで解像度とサイズを設定する

選択した画像の解像度とサイズを設定していきます。

最初は「ファイル形式」が「JPG」などになっていることがありますが、その場合は解像度を変更できません。

なので設定より「ファイル形式」「TIF」に変更します。

そうすると「寸法」が表示されますので、次は「寸法」「カスタム」に変更しましょう。

「カスタム」に変更すると「長辺」が表示されます。

「長辺」の単位を「inch」に設定してください。

そうすると「解像度」が設定できるようになります。

任意の解像度やサイズを設定しましょう。

また「inch」ではなく「cm」で設定したい場合はこちらです。

「長辺」の単位を「inch」から「cm」に変更してください。

そうすると自動的に解像度の単位も「ppi」から「ppcm」へ変わります。

Lightroomで画像を書き出す

それでは画像の書き出し設定が完了しましたので、画像を書き出します

画面右上の「1枚の写真を書き出し」をクリックしてください。

そして保存先フォルダを選択します

好きなフォルダを選択し、「フォルダーの選択」をクリックしましょう。

するとフォルダに画像が保存されますので、ファイルを開いて確認してみましょう。

Lightroomで書き出しの解像度を設定する方法|解像度のみ変えたい場合

上記では画像サイズと解像度を設定して画像を書き出す方法をまとめました。

ですが画像のサイズをそのままにして、解像度だけ設定したい場合もあると思います。

次はその場合の設定についてまとめていきます。

Lightroomで画像データを選択する

まずは先ほどと同じように書き出したい画像をクリックして選択します。

表示されていない場合は画面左上の「写真を追加」をクリックしてください

設定する画像ファイルを選択し「読み込む項目を確認」をクリックしてください。

画面右上の①の共有マークをクリックして、

②カスタム設定をクリックしましょう。

そうすれば先ほどと同様に書き出し設定の画面になるはずです。

Lightroomで書き出し画面を表示する

書き出し画面が表示されると、「ファイル形式」の単位を「JPF」から「TIF」に変更します。

次に「寸法」「カスタム」に変更してください。

すると「長辺」が表示されるようになりますので「長辺」の単位を「inch」に変更します。

Lightroomで解像度を設定する

そして画像の「解像度」を設定してください。

今回は解像度のみの変更となりますので、画像サイズを元のまま書き出す必要があります

ちなみに長辺の長さを確認するためには、画像データを右クリックしプロパティをクリックしてください。

プロパティの上部の①「詳細」をクリックしましょう。

②「幅」の数値を確認してください。それが長辺の数値となります

次に長辺の単位を「pixel」にしましょう。

先ほどの「幅」の数値を入力します。

そうすれば元の画像サイズで、解像度のみ変更することが可能です。

Lightroomで画像を書き出す

設定した内容で画像を書き出していきます。

画面右の「1枚の写真を書き出し」をクリックしてください。

最後にファイルを保存するフォルダを選択して、「フォルダーの選択」をクリックすれば書き出されます。

書き出された画像データをチェックして、解像度だけ変更されているか確認しましょう。

Lightroom でウェブサイト用にサイズや解像度を設定して書き出したい場合

ウェブサイトなどで画像を使うために編集する場合は、単位を「cm」「inch」ではなく「pixel」に変更した方が便利です

ウェブサイト用にサイズを設定したい場合の設定方法をお伝えします。

Lightroomで画像データを選択する

Lightroomを開き、画像一覧から設定したい画像データをクリックして選択します。

画像が表示されていない場合は画面左上の「写真を追加」を選択しクリックしましょう。

設定したい画像ファイルを選び、「呼び込む項目を確認」をクリックしてください。

そうすると画像が表示されますので、画像を選択してください。

次に①右上の「共有」マークをクリックします

②「カスタム設定」をクリックしましょう。

そうすると書き出し画面が表示されます。

Lightroomで書き出し画面を表示する

書き出し画面が表示されたら、「ファイル形式」「TIF」にします。

次に「寸法」を「カスタム」に設定します。

そうすれば「長辺」が表示されますので、「長辺」の単位を「inch」に変更しましょう。

Lightroomで解像度を変更する

そして解像度を変更します。今回はウェブサイト用に96ppiに変更します。

そして「長辺」の単位を「inch」から「pixel」に変更してください。

今回は640pixelに変更します。

ウェブサイトで画像を使う場合、JPGの方が便利ですので、「ファイル形式」「JPG」に変更します。

Lightroomで画像を書き出す

設定が完了しましたので、画面右上の書き出しをクリックしましょう。

保存したいフォルダを選択し「フォルダーの選択」をクリックします。

以上で書き出しができたはずですので、書き出したファイルを確認しましょう。

Lightroomで書き出しの解像度の設定は簡単!

Lightroomで解像度やサイズを変更して書き出しを行う場合の設定方法についてまとめました。

プリンターを使う場合や、ウェブサイトに使用する画像を編集する場合には、上記の設定方法を使えば、便利に設定できるはずです。

他にも解像度とサイズを変更したい場合にはLightroomを使えばすぐに設定を変更出来ます。

解像度は適切な数値を選択しないと画質が損なわれるので注意が必要です。

今回も最後まで読んでいただいてありがとうございました。