Lightroom | RAW(.arw)ファイルが読み込めない時の原因と対処法を解説!

 

今回はRAW(.ARW)をLightroomで開けないと困っている方に向けて、その原因と対処法についてご説明させていただければと思います。RAW(.arw)はそもそもソニーのデジタルカメラの写真ファイルで使われるものです。

 

しかしLightroomでRAW(.arw)を取り込む場合、プレビューすらできない場合があります。そんな場合、考えられる原因がいくつかあります。対処法を早速まとめていきましょう。

 

LightroomでRAW(.arw)ファイルが読み込めない時の原因

まずはLightroomでRAWファイルが読み込めない時の原因についてまとめていきましょう。RAW(.arw)ファイルは対応しているのですが、何故か読み込めないという声を聞きます。そんなイレギュラーな原因についてお伝えさせていただきましょう。

LightroomでRAW(.arw)ファイルが読み込めない時の原因|Lightroomのバージョンが古い

 

LightroomでRAW(.arw)ファイルが読み込めない時の原因に「Lightroom」のバージョンが古いという可能性があります。

 

バージョンを更新できていない場合、RAWファイルの対応が追いついておらず読み込めなくなっている可能性が十分にあります。

 

AdobeのHPにアクセスして最新のバージョンになっているか確認し、最新でない場合は更新し再度読み込めるか確認しましょう。

 

LightroomでRAW(.arw)ファイルが読み込めない時の原因|容量(クラウドストレージ)がいっぱいで読み込めない

 

当たり前ですが、Lightroomには保存できる容量が決まっています。

多くのファイルをLightroomに追加していると容量がいっぱいになり、これ以上保存出来ない場合があるのです。

 

残容量の確認方法は以下の通りです。

「編集」⇒「環境設定」をクリック。

 

 

するとクラウドストレージの容量が表示されます。

容量が残っているかどうか、ここで確認しましょう。

 

容量が少なければ、不必要なファイルを削除してください。

 

 

LightroomでRAW(.arw)ファイルが読み込めない時の対処法

 

上記でLightroomでRAW(.arw)ファイルが読み込めない場合をまとめましたが、他にも原因不明でRAW(.arw)ファイルが読み込めない事があります。

その場合はファイル拡張子を変更する事で簡単に読み込むことができるようになるのです。その方法についてまとめていきましょう。

 

LightroomでRAW(.arw)ファイルが読み込めない時の対処法|DNG変換

 

LightroomでRAW(.arw)ファイルが読み込めない場合、拡張子を変換すると簡単に読み込める場合があります。

変更したい拡張子は「dng」です。

DNGファイルはAdobeの提唱するファイル形式で、Lightroomで読み込むには一番おすすめのファイル形式です。

DNGファイルの登場から一年でAppleを始め多くのメーカーがサポートを開始し、ライカ、リコーもDNGファイルに対応するカメラを販売を開始しました。

そんなDNGファイルに、RAWファイルを変換してみましょう。

 

LightroomでRAW(.arw)ファイルが読み込めない時の対処法|Adobe DNG Converterをインストール

 

RAW(.arw)ファイルをDNGファイルに変換するには、「Adobe DNG Converter」を使用しましょう。

下記URLからダウンロードしてください。

https://helpx.adobe.com/jp/photoshop/using/adobe-dng-converter.html

(無料で利用することができます)

https://helpx.adobe.com/jp/photoshop/using/adobe-dng-converter.html

URLにアクセスするとWindowsMacを選択してクリックします。

 

 

するとインストーラーがダウンロードされます。

インストーラーを起動しましょう。

 

 

「I accept the agreement」にチェックを入れて「next」をクリックし、インストールしていきましょう。

 

 

インストールが完了しましたら、無事にDNFConverterが開くか確認しましょう。

下記の画面が開くことが出来れば成功です。

 

 

LightroomでRAW(.arw)ファイルが読み込めない時の対処法|Adobe DNG ConverterでDNGファイルに変換

 

Adobe DNG Converterのインストールが完了しましたら、早速RAW(.arw)ファイルDNGファイルに変換していきましょう。

まず変換する画像を選択します。

 

 

次に変換した画像を保存する保存先を選択します。

 

 

変換した画像を保存する名前を入力しましょう。

 

 

変換する拡張子を決めます。「dng」を選択します。

 

 

最後に「変換」をクリックしましょう。

 

 

すると指定したフォルダにDNGファイルに変換した画像ファイルが保存されますので、完了しているか確認してください。

下記で改めて LightroomでRAW(.arw)ファイルを読み込む方法をまとめていますので、参考にしてこのDNGファイルを読み込んでいきましょう。

 

LightroomでRAWファイルを読み込む手順とポイント

 

Lightroomを使ってRAW(.arw)ファイルを読み込む手順を順を追ってご紹介しましょう。RAW(.arw)ファイルが読み込めない時に、単純に手順が間違っている場合もありますので再度ご確認お願いします。

 

LightroomでRAWファイルを読み込む手順とポイント|写真を追加する

 

Lightroomを起動し、RAW(.arw)ファイルを読み込んでいきましょう。

左上の「写真を追加」をクリックします。

 

 

すると「参照」もしくは「E:\(カメラまたはカードリーダ)」をクリックし、追加したい写真を選択しましょう。

注意していただきたいのは「E:\(カメラまたはカードリーダ)」を選択する場合は、カメラやカードリーダをPCに接続してからLightroomを起動するようにしましょう。

 

 

追加したい写真を選択し、「読み込む項目を確認」をクリックしましょう。

 

 

更に追加したい写真の左上にチェックを入れます。

 

 

チェックすると「〇枚の写真を追加」をクリックしましょう。

 

 

するとLightroomに写真が追加されますので、確認してみて下さい。

 

LightroomでRAWファイルを読み込む手順とポイント|写真の追加後の注意点

 

写真を追加した後に、読み込みができなくなるケースがあります。

注意していただきたいポイントとして、写真を読み込むまでは追加した写真のフォルダ名を変更したり、保存先のフォルダを変更しないようにしましょう。

もし変更してしまうとLightroomで読み込めなくなってしまう可能性があります。

読み込むまでは変更しないようにしましょうね。

 

【まとめ】LightroomでRAWファイルが読み込めない時の対処法

お疲れ様でした。

いかがだったでしょうか。

今回はLightroomでRAW(.arw)ファイルが読み込めない時の原因や対処法についてまとめていきました。

RAW(.arw)ファイルは最新版のLightroomでは対応しているので、まずは最新版に更新してみると改善されることが多いです。

それでも読み込めない場合はAdobe DNG ConverterでDNGファイルに変更して読み込んでいきましょう。