中高生から大人まで、幅広い世代から人気となっているゲーム実況。ゲーム実況をやってみたいと思っても、「動画編集ソフトって色んな種類があるけど、どこが違うんだろう」「どの動画編集ソフトを使えばいいのかな」と迷ってしまうことも多いかと思います。
選定ポイントもご紹介するので、ぜひ最後までご一読ください。
ゲーム実況に向いている動画編集ソフト【初心者向け3選】
ゲーム実況用動画編集ソフト① PowerDirector
PowerDirectorは、6年連続販売シェアNo1を誇る、日本で一番売れている動画編集ソフトです。操作性に優れたUIが特徴で、ショートカットキーのカスタマイズ機能やAIによる編集サポートがあり、編集作業を効率化することができます。
また、shutterstockやiStockといった素材提供サイトと連携しており、数百万以上の動画、写真、音楽素材を使用することが可能です。
ゲーム実況用動画編集ソフト② FiImora
FiImoraは、画面録画機能を搭載した動画編集ソフトです。
画面全体や選択部分のゲーム実況画面の録画が可能です。Youtubeへの動画出力設定もあるため、録画から編集、出力まで1つのソフトで完結させることができます。
また、250種類以上のエフェクトがあり、エフェクトを活用すれば、PIP（ピクチャインピクチャ）動画などの、躍動感あふれる動画が簡単に作成できます。
ゲーム実況用動画編集ソフト③ Premiere Rush
Premiere Rushは、Adobe社が提供する動画編集ソフトです。
後述するPremiere Proが上級者向け、Premiere Rushが初心者向けの動画編集ソフトとされています。
Premiere Rushは、マルチデバイス対応をしており、PCだけではなく、スマホやタブレットでの編集も可能です。デバイスに関わらず、どこでも手軽に動画編ぬ集ができます。
また、テンプレートやエフェクトも豊富で、初心者でも簡単にゲーム実況動画の編集が行えるような機能が搭載されているのも特徴です。
ゲーム実況に向いている動画編集ソフト【本格的に始めたい人向け5選】
ゲーム実況用動画編集ソフト① Premiere Pro
Premiere Proは、最も有名な動画編集ソフトといっても過言ではありません。国内外問わずユーザーが多く、数多くの映像クリエイターが使用しています。Youtubeやサイトにマニュアルが豊富にあるため、困ったときの解決策も充実です。
また、Adobe社の他ソフトとの連携も可能です。モーショングラフィックに特化したAfter effectsや、画像編集に特化したPhotoshopなどと連携することで、動画のレベルを高めることができます。さらに「Premiere Pro 単体プラン」を利用すれば、先述の「Premiere Rush 有料版 」を同時に使用することが可能です。
ゲーム実況用動画編集ソフト② AviUtl
AviUtlは、国産フリーソフトの中でも、特に人気が高い動画編集ソフトです。1997年の初回リリースから、プラグインやスクリプトが豊富に開発されており、圧倒的な拡張性を持ちます。
ゆっくりMovieMakerとの連携が可能で、ゲーム実況の1つである、ゆっくり動画を簡単に作成することも可能です。
また、独特なUIも特徴の一つとされています。動画編集に使用される、プレビュー、タイムライン、設定画面が独立しており、自分が操作しやすい場所に配置することができます。
ゲーム実況用動画編集ソフト③ DaVinci Resolve
DaVinci Resolveは、総合映像機器メーカーの「BMD」社が無料で公開している動画編集ソフトです。「DaVinci Resolve Studio」という有償版ソフトもありますが、無料版でも約95%の機能を使用することが可能です。
DaVinci Resolveは、ハリウッドで使用されるほどの高い機能を持っています。色彩調整機能が豊富で、カラーバランス調整やカラーコレクションを用いて、ゲーム実況動画の雰囲気を高めることができます。
ゲーム実況用動画編集ソフト④ Final Cut Pro
Final Cut Proは、Apple社が提供するMac向けの高品質な動画編集ソフトです。
UIが優れており、直感的な操作でゲーム実況動画が作成できます。
同じくApple社が提供する動画編集ソフトに、iMovieがあります。iMovieと比較すると、テロップの種類や、トランジション、アニメーションなどの機能が豊富です。また、Motion5というApple社の他ソフトと組み合わせることで、エフェクトやモーションを簡単に作成することができます。
ゲーム実況用動画編集ソフト⑤ lightworks
lightworksは、動画からオーディオの編集まで、豊富な機能を持った動画編集ソフトです。1つのソフトで、幅広い編集を行うことができます。
また、機能や書き出し形式に制限がかかってしまいますが、無料版もあります。有料版においても、月額 / 年間 / 完全（買い切り型）ライセンスといった3種類の料金形態があり、自分に合った料金形態を選ぶことが可能です。
ゲーム実況用の動画編集ソフトを選ぶポイントは？
おすすめ選定ポイント①料金 ｜無料版、 有料版の使い分け
動画編集ソフトには、無料ソフトと有料ソフトがあります。
無料ソフトは、主に基本的な機能のみを搭載しているので、複雑な編集を行うことは難しいです。そのため、簡単な編集から手軽に始めたい方におすすめです。
また、一部の有料ソフトには、無料で使用できるお試し期間が設定されている場合もあるので、活用してみてください。
有料ソフトの場合は、5,000円～20,000円ぐらいが相場となっており、買い切り型や月々支払い型などの種類に分かれています。また、有料ソフトでは、サポート体制が充実しています。
Premiere Proでは、公式サイト上で50本以上のチュートリアルが公開されており、現役YouTuberが編集テクニックをレクチャーしてくれるなど、スキルアップしやすい環境が整っています。
おすすめ選定ポイント②機能性 ｜録画や編集、出力機能の性能
ゲーム実況は、ゲーム画面の録画、編集、Youtubeや各種SNSへの出力という流れで編集作業を行います。ゲーム画面を録画する際は、キャプチャーボードという機器を使用する必要がありますが、録画機能を持つ動画編集ソフトを使用すれば、その手間を省くことができます。
また、PowerDirectorやFiImoraでは、Youtubeや各種SNSへの出力設定が搭載されています。編集から動画のアップまで、1つのソフトで完結することができるため、作業の効率化が図れます。
おすすめ選定ポイント③音源編集 ｜音量、音質の調整
動画編集では、映像だけではなく、音源の編集も重要です。ゲーム実況では、実況者の音声、ゲーム音、BGMなど複数の音源が使用されます。それぞれの音源の音量や音質を編集し、調和のとれた音源とすることが差別化を図るポイントです。
音源編集機能が伴っていない場合、無理に音量調節を行うと、音割れを起こし、音質が下がってしまうことがあります。そのため、クオリティの高い動画を作成するためには、音源編集機能をもつ動画編集ソフトを使用することが大切とされているのです。
最もおすすめなゲーム実況用の動画編集用ソフトは？
本記事で、最もおすすめなゲーム実況用の動画編集ソフトは、「Premiere Pro」です。動画編集ソフトの中で最も人気が高いだけでなく、Adobe社の他ソフトと連携することで、さまざまな編集を行うことができます。
また、サポート体制も充実しており、チュートリアルや解説動画が豊富にあるため、問題を解決しやすいのも安心できるポイントです。始めやすい、且つ拡張性も高いため、初心者から上級者までおすすめの動画編集ソフトとなっています。
自分に合ったゲーム実況用の動画編集ソフトを見つけよう！
本記事では、ゲーム実況用のおすすめ動画編集ソフトをご紹介しました。初心者向けのソフトからプロが使用している本格的なソフトまで、レベルや目的によって、さまざまな種類があります。ぜひ、本記事の内容を参考に、自分に合った動画編集ソフトを見つけていただければ幸いです。