雨の日でも心配なし!カメラ用レインカバーの選び方とおすすめ5選!

仕事や趣味で一眼レフを持ち歩いている方の中には、撮影中に突然雨が降ってきて困った経験をした方も多いでしょう。そんなときに便利なのがカメラ用レインカバーです。レインカバーは大切なカメラやレンズを雨から守ってくれます。屋外での撮影用に1つ持っておくととても便利です。

今回はカメラ用レインカバーの選び方と、おすすめ商品を5つ紹介します。カメラ用レインカバーの購入を検討している方におすすめの内容です。

カメラ用レインカバーにはどんな機能があるの?

カメラ用レインカバーには、大きく2つの機能があります。

雨からカメラを守る防水機能

1つ目の機能は「防水機能」です。

電子機器であるカメラは水に弱いため、雨に濡れてカメラの中に水が入ると壊れてしまいます。ときには数滴の水で壊れてしまうこともあります。水滴による故障は保証の適用外になることが多く、高い修理代が必要になります。

このような事態を防ぐためにも、レインカバーが1つあると安心です。

金属部分を腐食から守る防腐機能

カメラの中には防水仕様のものもあります。

しかし、いくら防水仕様のカメラでも、水に濡れて腐食を引き起こすと故障してしまいます。そのため、防水カメラだからといって、雨の中での撮影はあまりおすすめできません。レインカバーでカメラを守りながら撮影しましょう。

カメラ用レインカバーの種類を紹介!

カメラ用レインカバーは4種類あります。それぞれについて解説します。

標準レンズ用|最もよく使われている

最もよく使用されているのが「標準レンズ用」と呼ばれるレインカバーです。

望遠レンズなどのサイズの大きなレンズには使えませんが、標準レンズや広角ズームレンズなどに対応しています。仕事で写真撮影をしている方だけでなく、趣味で一眼レフを使っている方にもおすすめです。

ロングレンズ用|望遠レンズ用のレインカバー

「ロングレンズ用」は、望遠レンズ用の大きなレインカバーです。

具体的には、200mm~300mmのミドルレンジからロングレンジをカバーするレンズに対応しています。中にはロングレンズだけでなく、標準レンズにも対応しているカバーもあります。

カモフラージュ用|動物などの撮影におすすめ

森林や雪原で、動物や野鳥を撮るときにおすすめなのが「カモフラージュ用」のレインカバーです。

テレビなどで、森の中に隠れて野生動物を撮影しているシーンを見たことがある方も多いのではないでしょうか?

森林では迷彩柄が、雪原ではスノーフィールド迷彩が適しています。突然の雨や雪からカメラを守ってくれるだけでなく、カメラの存在を消して気づかれにくくしてくれます。

簡易用|安さ重視の方におすすめの使い捨てタイプ

レインカバーの中には、ビニールなどで作られた使い捨てタイプの「簡易用」もあります。

耐久性は低いですが、値段が1,000円程度と安く、コンパクトに収納できる点が魅力。あまり屋外で撮影しない方や、保険としてカメラバッグに入れておきたい方におすすめです。

【これだけは重要】カメラ用レインカバーの選び方は?

ここからは、カメラ用レインカバーの選び方を解説します。

液晶画面やファインダーの見やすさ

いくら雨からカメラを守れても、カメラが使いにくくては意味がありません。

中でも重要なのが、液晶画面やファインダーの見やすさです。レインカバーの中には液晶画面やファインダーの部分の素材に、透明なビニールが使われているものがあります。

必ず、透明のビニールの上からでも液晶画面やファインダーがしっかりと見えるかどうか、確認しておきましょう。

カメラの操作性

カメラにカバーを被せるわけですから、操作性にも多少なりとも影響が出ます。

そのため、レインカバーを選ぶときはカメラの操作性も重視しましょう。具体的には、左右から手を入れて、カメラを直接操作できるものがおすすめです。

購入する前になるべく実物を触って、操作性を確かめておきましょう。ネットショッピングで購入する方は、必ず商品レビューをチェックしてくださいね。

レンズの長さに合っているか

レンズカバーがレンズより短いと、雨に濡れてしまいます。反対に、レンズカバーが長すぎると撮影するときにカバーが映り込んでしまいます。

そのため、レンズの長さに合ったものを選びましょう。

レンズとぴったりのサイズのレインカバーを選ぶことで、撮影のクオリティと防水性を両立できますよ。

素材

カメラ用レインカバーの素材で多いのは、ビニールとナイロンです。

ビニール製

価格が安いのが特徴です。しかし耐久性は低いため、数回使ったら買い替えるのがおすすめです。

ナイロン製

ビニール製に比べて価格は高いですが、耐久性は抜群。長く使い続けたい方や、屋外での撮影が多い方におすすめです。

撮影スタイル

自分の撮影スタイルに合わせて、どの種類のレインカバーが合うか事前に確認しておきましょう。

先ほど説明したように、カメラ用レインカバーは4種類あります。望遠レンズをよく使うならロングレンズ用、お守り程度に持っておきたければ簡易用など、自分の撮影スタイルに合うものを選びましょう。

カメラ用レインカバーのおすすめを5選!

最後に、おすすめのカメラ用レインカバーを5つ紹介します。シンプルなものから本格的なものまで、幅広く選んでみました。ぜひ気になる商品を見つけてくださいね。

Venterior 防水雨カバー


ナイロン製のシンプルなレインカバーで、液晶部分は透明になっています。左右から手を入れて直接操作できるため、操作性の心配もないでしょう。

Amazonの商品レビューでは「折りたためるので持ち運びに便利」という声もありました。標準レンズ用でシンプルなレインカバーを探している方におすすめです。

VANGUARD カメラレインカバー 一眼レフ用


ロングレンズ用のレインカバーで、600mmのレンズまで対応しています。

操作性が高いのが魅力で、カバーの下から両手を入れてカメラを操作することができます。

また、カメラストラップを取り付けて、肩や首にかけられるのもポイント。コンパクトにたためるため、収納性も抜群です。

ETSUMI デジタルフォトレインカバー


ストラップ付きの一眼レフを、首から下げたまま使えるレインカバーです。

右手を入れられるようになっているので、右手でカメラを、左手で傘を持って撮影することが可能。また、レンズに合わせて長さを調整できるマジックテープ着脱式の延長カバーも付いています。

具体的には、70~200mm F2.8クラスのレンズに対応しています。Amazonの商品レビューでは「撮影旅行に持って行くなら十分」という意見がありました。一眼レフを持って旅行する方は検討してみましょう。

CamRebel 防水レインカバー デジタル一眼レフカメラ用


防水性能だけでなく、防寒性能もあわせ持つレインカバーです。

-60℃まで使用可能で、カメラと手を寒さから守ります。両サイドから手を入れて操作できるので、操作性も問題ないでしょう。ただし、価格が高いのがデメリット。本格的にカメラを使う方向けの商品です。

ETSUMI カメラレインカバーM 簡易型


ポリエチレン製簡易用レインカバーです。

一見するとシンプルな構造ですが、カメラをしっかりとカバーしてくれます。2枚入りなので「1枚破損しても次がある」という安心感もあります。

さらに、1,000円程度と安価で購入できる点も魅力。ただし、あくまでも簡易用なので、いざというときのお守りと思って使うのがいいでしょう。

カメラ用レインカバーで一眼レフを雨から守りましょう!

カメラ用レインカバーの選び方と、おすすめの商品を紹介しました。

仕事でカメラを使っている方はもちろん、趣味で一眼レフを使っている方にとっても、レインカバーは心強いお守りになります。

ぜひ撮影のクオリティと防水性能を両立したレインカバーを見つけて、万全の雨対策のもと、屋外での撮影を充実させてくださいね。