【2024年最新】動画撮影が30分以上できる一眼レフカメラ7選!

一眼レフやミラーレス一眼といったカメラは、写真撮影のみならず動画の撮影も行う事が出来ます。目的に合わせてレンズを交換し、日常の一コマからこだわりの映像作品まで撮影できるカメラですが、実は一眼カメラの多くに「一度の撮影で29分59秒までしか撮影できない」という制限が付いているのをご存知でしょうか。

今回はそんな制限がある理由や、制限なしで30分以上撮影できる一眼カメラについて、ご紹介したいと思います。

動画撮影が連続30分以上できる一眼レフカメラ7選!

まずは30分以上撮影できる一眼レフ・ミラーレス一眼カメラを7種類ご紹介します。一眼カメラメーカーの中でも特に動画撮影に注力しているメーカーは、撮影時間の制限なしのカメラが多い傾向があります。

30分以上撮影できるカメラ 1:Sony VLOGCAM ZV-E10

Sonyが出しているVlog撮影に特化した小型カメラ「VLOGCAM ZV-E10」が、「自動電源OFF温度」という設定を「高」にした場合の、HD画質の時という制限が付くものの、30分の制限なしでの動画撮影に対応しています。

小型でお手頃な一眼カメラで30分以上の撮影に対応している機種はとても少ないので、さすがVlog特化のカメラといった所ですね!

30分以上撮影できるカメラ 2:Panasonic LUMIX DC-GH5M2


Panasonicのミラーレス一眼カメラ「LUMIX DC-GH5M2」は、4K動画であっても「動画記録時間無制限」という点が魅力のカメラです。

雑談系や顔出しでゲーム実況をしているYouTuberからの人気は絶大で、長時間撮影するいわゆる「長回し」が必要な方には、非常におすすめな機種です!

30分以上撮影できるカメラ 3:Sony α6600

Sonyが出している最新のα6000系ミラーレス一眼では、「自動電源OFF温度」という設定を「高」にした場合どれも30分以上撮影可能です。その中でも特にα6600はボディ内手ブレ補正も搭載している為、旅先で訪れた場所を歩きながら撮影する際にも活躍します。

ボディも小型で写真性能も高い為、なんでも1台で済ませたいという方におすすめです!

30分以上撮影できるカメラ 4:Panasonic LUMIX DC-S1H


Panasonicが出しているフルサイズミラーレスカメラ 「LUMIX DC-S1H」は、プロの動画クリエーターが過酷な環境で使う事も考慮して、カメラ内の排熱用のファンによる「動画記録時間無制限」が売りのカメラです。

フルサイズのボケ味や高画質を活かした動画が無制限に撮れるというのも、他には無い魅力ですね!

30分以上撮影できるカメラ 5:Sony α7S III

α7S IIISonyが出している動画クリエーター向けのミラーレス一眼カメラです。Panasonic LUMIX DC-S1Hはファンで排熱する事で撮影時間無制限を実現していましたが、α7S IIIはファン無しで4K動画を1時間以上連続撮影が可能です。

ファンがあると僅かながらモーター音が入り込んでしまう恐れがある為、少し制限はあるもののファン無しというのは正に動画向けのカメラですね。

30分以上撮影できるカメラ 6:富士フィルム X-Pro3

動画向けとしてはあまり知られていませんが富士フィルムの「X-Pro3」というカメラも、フルHDまでではあるものの小型一眼カメラで30分以上の動画撮影に対応しています。

見た目からもかなりクセのあるカメラで手ブレ補正も搭載していませんが、「フィルムシュミレーション」という機能を用いた独特の映りが富士フィルムのカメラ全体の特徴で、こだわりの映像作品を作りたいという方におすすめです!

30分以上撮影できるカメラ 7:SIGMA fp

SIGMAというカメラメーカーにあまり馴染みのない方も多いかと思いますが、どちらかと言うとレンズをたくさん作っているメーカーです。そんなメーカーから出たfpという機種はシネマカメラとしても活躍するカメラで、もちろん30分以上の長時間撮影に対応しています。

シンプルで小型な本体にフルサイズセンサーが搭載されていて、周辺機器をつなげながら本格的な映像表現に挑戦したい方に特におすすめです!

動画撮影が連続で30分以上できることのメリットは?

30分の動画と聞くとYouTube等では非常に長いものの様に感じるかと思いますが、そもそも30分以上動画を撮影できる事にどういったメリットがあるのでしょうか。

実は撮りたい動画によっては非常に大きな利点になる為、ここではそんなメリットについてまとめます。

動画撮影に集中できる

動画撮影において時間制限なしの一番のメリットは、撮影に集中できる事にあります。特に一人で食事やコメントをしながら自撮り動画を撮る場合、「気づいたら30分以上経って撮影が止まってた。。。」なんて大事件が起こる事も。

時間制限なしの一眼レフやミラーレス一眼ではその点の心配が無い為、撮りたいものや話したい事に集中してより良い動画を撮影する事が出来ます。

決定的瞬間を逃さない

旅行先で歩きながら目についた物を撮影したり、パーティの様子を撮影したり。。そういった時に30分以上撮影できないと、それを気にして撮影をオフにしていた間に決定的瞬間を逃してしまう、なんて事も考えられます。動画が長い分には後から余計な所をカット編集できますが、撮影できていない瞬間はどうにもならないですよね。。。

時間制限なしの一眼レフ・ミラーレス一眼カメラだと、取り逃しの心配も軽減されます。何が起こるか判らない撮影の時は、長回しできる事に越した事はありません!

一眼レフカメラ本体が熱に強い

後程詳しくご説明しますが、30分以上動画撮影できる一眼レフ・ミラーレス一眼カメラは、熱に強いカメラだと言う事が出来ます。夏場の外でカメラを使っていると、ボディの色が大体黒一色という事もあって、センサーや中の機械に悪い影響を与える事があります。

熱処理がしっかりできるカメラは故障の心配も軽減されるので、暑い野外での撮影にももってこいです!

なぜ30分以上連続で動画撮影ができないのか?

ビデオカメラやアクションカムは時間の制限なしのものが多い中、30分以上撮影できるメリットがあるのになぜ多くの一眼レフ・ミラーレス一眼カメラでは30分以上の撮影が出来ないのでしょうか。

実はカメラ性能の他に、意外な理由もあってこの時間制限が設定されています。

動画撮影時の熱による悪影響を避ける為

先程も少し触れましたが、一眼レフやミラーレス一眼カメラには熱に弱い機械がたくさん付いています。一方で最近の一眼カメラは4K動画撮影にも対応している為、大容量のデータを高速で処理する必要があり、カメラそのものが非常に高温な状態になります。

その高温状態が続くと最悪カメラが壊れる可能性もあるので、多くのカメラでは30分を目安に連続撮影時間に制限を設けています。

一眼レフカメラの防塵・防滴性能を優先する為

最近の一眼レフ・ミラーレス一眼カメラの多くは、多少の水やホコリでは壊れない「防塵・防滴機能」が搭載されています。野外での撮影で突然の雨や砂埃からカメラを守る為に異物が入りそうな穴や隙間がしっかり塞がれているのですが、その影響でカメラ内部で発生した熱は逆に逃げ場を失ってしまいます。

熱は冷ませば解決しますが水やホコリは故障に直結しますので、カメラメーカーの優先度が「防塵・防滴」なのは仕方ないですね。。。

古いSDカードが対応できない

意外と見落としがちなのが、SDカードの性能によって動画撮影の時間に影響があるという点です。一見するとSDカードはどれも同じに見えますが、実は性能に大きな違いがあり、4K動画を長回しすると大容量の高速通信に耐えられず止まってしまうものもあります。

比較的新しいSDカードであれば4K動画にも対応しているものも多くなってきましたが、ずっと前に買ったSDカードを使い続けている人は一度確認してみましょう。

撮影時間を制限してEUの関税を避ける為(今は制限なし!)

本文カメラ性能以外にも、EUの関税回避という意外な理由があります。日本からEUへ輸出する製品に上乗せされる関税率は製品によって異なるのですが、「30分以上の動画が撮影できるカメラ」はビデオカメラと判断されてしまい、一眼レフ・ミラーレス一眼カメラより高い関税を払う必要がありました。

ところがその関税が、2019年に撤廃されました。その為比較的新しい一眼レフやミラーレス一眼カメラでは、30分の制限なしの物も続々と発表されています。一眼カメラで動画を撮る人も増えているので、これは嬉しい対応ですね!

30分以上連続で動画撮影できる一眼レフカメラを使ってみましょう!

熱処理やSDカードの性能も向上し、海外の関税制度も変わったので、これから30分以上撮影できる一眼レフやミラーレス一眼カメラは主流になると考えられます。長回しが出来るカメラはその分自由度も高く、より質の高い動画撮影が楽しめます。

これから一眼カメラで動画撮影を考えている人は、ぜひ30分の制限なしのカメラをご検討してみてください!

あなたはその動画編集ソフトで満足していますか?

ハリウッド映画の制作現場から、日本で人気のYoutuberまで、最も多くのクリエイターに使用されている動画編集ソフトがAdobe Premiere Proです。

感覚的な操作性でありながら、できることの幅は無限大。Premiere Proを使えば、あなたの動画のクオリティを1つ上のレベルに上げられること間違いありません。

まずは無料体験版で、その真価を試してみませんか?

Adobe Premiere Proを無料で始める