Adobe Illustratorを無料で使うことはできる?おすすめの代替ソフトも紹介!

Illustratorは、ポスターやロゴなどさまざまなものをデザインすることができるAdobeソフトのひとつです。多くのデザイナーが使用しているAdobe Illustratorですが、フリーソフトではないので基本的にはお金がかかります。デザインに興味があっても、有料のソフトだと敷居が高いですよね。

Adobe公式サイト
https://www.adobe.com/jp/products/illustrator

今回は、そんなAdobe Illustrator無料で使う方法や代わりのソフトについて解説していきます。

Adobe Illustratorを無料で使う方法

「デザインに興味があるけどAdobe Illustratorは使いこなせるかどうかわからない!」という方にとって、無料ではないソフトはハードルが高いです。実は、Adobe Illustratorにはひとつだけ無料で使える方法があります。

それは、アドビ公式が提供している無料体験版のソフトを利用することです。

Adobe公式サイト
https://www.adobe.com/jp/products/illustrator

無料体験版のソフトは、通常のAdobe Illustratorとまったく同じ機能が備わっているので、合うかどうか試してみたいという方にはうってつけです。ここからは、Adobe Illustratorの無料体験版の取得方法を解説していきます。

①製品ページにアクセス|Adobe Illustratorの無料使用

まずはインターネットから、AdobeのIllustratorのページにアクセスします。

上部に「無料で始める」というボタンがあるのでクリックすると、製品を選ぶポップアップが表示されます。

②製品を選択する|Adobe Illustratorの無料使用

画面には「Illustrator」「コンプリートプラン」の2つの製品が表示されています。まずは製品の違いから説明しましょう。

AdobeにはIllustrator以外にもPhotoshopやLightroomなどといったさまざまなソフトがあります。左の「Illustrator」は、Adobeの数あるソフトの中でもIllustratorだけを使うことができる製品です。

右の「コンプリートプラン」は、上記で説明したソフトを含む20以上のデスクトップ・モバイルアプリをすべて使えるプランです。

Adobe公式は、以下の理由からコンプリートプランをおすすめしています。

コンプリートプランをおすすめする理由

Photoshop、Illustrator、Acrobatなどの定番アプリから、Adobe XD、Dimension、Premiere Rushといった新世代アプリまで、20種類以上のアプリが全て使い放題。また、15,000以上のフォントが使えるAdobe Fontsや1億点を超えるロイヤリティフリー素材が揃うAdobe Stock(別売)などのサービスも充実。さまざまな用途に使えるコンプリートプランには以下のようなメリットがあります。

引用:Adobe

とりあえずIllustratorだけを試してみたい方は「Illustrator」を、他のソフトにも興味がある方「コンプリートプラン」を選ぶと良いでしょう。

それぞれの製品にはさらに「Adobe Stockも同時に無料体験」という選択肢があります。

Adobe Stockとは、写真・動画・イラスト・3D・テンプレートなどといった様々な素材が数多く保管されているフォトサービスのことです。その中の素材は好きに利用することができ、月額によって毎月使える枚数が異なります。

さらに上部には、「個人向け」「法人向け」「学生・教職員向け」の異なる3つのタブもあり、それぞれによって無料期間終了後の金額は異なります。自分に合ったものを選んでください。

③アドレスを登録する|Adobe Illustratorの無料使用

該当する製品を選んで「始める」をクリックすると、メールアドレスを入力する画面に切り替わります。

アドレスと打ち込むと支払い方法の画面が出てくるので、情報を登録すると手続きが完了です。すぐにIllustratorのサブスクリプションを利用することができます。

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無料体験版の注意点|Adobe Illustratorの無料使用

上記の方法で簡単に利用することができるAdobe Illustratorの無料体験版ですが、気をつけるべき注意点がいくつかあります。
“caution”

■無料期間は7日間のみ

■自動的に有料サービスに切り替わる

■支払い方法はクレジット一択

■無料期間は7日間のみ

Adobe Illustrator支払い方法登録後7日間しか使うことができません。Illustratorにはさまざまな機能があります。使いこなせるかどうかを確認したい場合は、時間がかかることも考えられます。

無料体験版をインストールしたら、できるだけ早くたくさんの機能をチェックしてくださいね。

■自動的に有料サービスに切り替わる

7日間の無料期間内に解約をしないと、自動的にそのまま有料版に切り替わってしまいます。無料体験中はいつでも解約ができるので、一度試してみたいだけの人は忘れずに解約をしましょう。

そのまま有料版に切り替わってしまうと、通常の個人使用の場合で2,728円(Illustrator単体)か6,248円(コンプリートプラン)が毎月必要となります。

■支払い方法はクレジット一択

Adobeソフトの支払い方法は基本的にクレジットカードしか対応していません。無料体験版の場合でも支払い情報入れる必要があるので、クレジットカードがない方は早急に準備が必要です。

Adobe Illustratorの代わりとなる無料ソフト5選

「無料期間が7日間だけだと足りない!」という方も、ご安心ください。Adobe Illustratorの代わりになるフリーソフトも存在するんです。

今回紹介する代替フリーソフトは以下の5つ。

それぞれのソフトの特徴メリット・デメリットを詳しくみていきましょう。

イラレ代わりのフリーソフト①|Inkscape

多くの人に「Illustratorの代わりになるフリーソフトは?」と聞くと、高確率で返ってくるソフトがこのInkscapeです。Illustratorと同じくベクター画像を作成・編集できるInkscapeは、無料ながら使える機能が多いことが大きな特徴だと言えます。

しかしながら、Illustratorと比べると動作が遅く、操作性が大きく異なることがデメリットです。

Illustratorとはファイル形式も違っており、Illustratorのファイルである「.ai」を開くと位置がずれてしまうことも。多くのデザイナー・イラストレーターが「.ai」形式のファイルを使っているので、同じファイルを複数人で扱う際には注意が必要です。

イラレ代わりのフリーソフト②|LibreOffice Draw

Microsoft Officeの代わりになるソフトとして使われるLibreOfficeのドローソフトであるLibreOffice Drawは、操作が簡単なことから初心者でも使いやすいと評判のソフトです。特に図形作成に強く、企画書やグラフィックな資料を作るのに便利なソフトだと言えます。

大きなデメリットを挙げると、カラーモードがRGBしかないことです。カラーモードには大きく分けて「RGB」「CMYK」のふたつがあります。簡単に説明すると、「RGB」はWEB用、「CMYK」は印刷用のカラーモードです。

LibreOffice DrawにはRGBしかないので、印刷用のデータ作成には向いていません。

イラレ代わりのフリーソフト③|GravitDesigner

GravitDesignerは、Illustratorと近い操作性が特徴的なフリーソフトです。Illustratorと同じような使用感のソフトを探している方は、このソフトが向いています。Illustratorのファイルである「.ai」の読み込みは可能ですが、レイヤー情報は無くなってしまうため注意が必要です。

GravitDesignerには無料ソフトの他に有料のソフトもあります。無料のソフトの場合は、先ほど説明したRGBのカラーモードしか使うことができません。

Illustratorの機能のひとつであるカラースウォッチが使えないこともデメリットだと言えます。

イラレ代わりのフリーソフト④|Canva

Canvaは、クラウド上に特化したデザインツールのため、ソフトをいちいちインストールする必要がありません。なんとスマホでも使うことができるんです。テンプレートの種類も多く、初心者の方でも手軽に利用することができます。

Canvaのデメリットを挙げると、テンプレートが多い分他の人と似通ったデザインになってしまう恐れがあることです。洗練されたデザインにするためには、技術とセンス、オリジナリティが必要となります。使えるフォント数も限られてくるので、デザインにこだわりたい方はCanvaよりもIllustratorの方がおすすめです。

イラレ代わりのフリーソフト⑤|Vectr

ダウンロードとオンライン、どちらにも使えるソフトであるVectrは、図形やパスの作成、編集など基本的な操作をすることができます。「.ai」ファイルも読み込むことができるのも、嬉しいポイントです。

しかし、Illustratorに比べるとVectrでやれることには限界があります。Illustratorの代わりとしては少し物足りないソフトであると言えるでしょう。

Adobe Illustratorが有料でも選ばれる理由は?

Adobe Illustratorの代わりになる無料ソフト5つを紹介しましたが、どれもIllustratorと比べるとデメリットが目立つ印象です。サブスクリプションであるAdobe Illustratorは、月額制のため決して安価なソフトではありません。しかし、Illustratorには多くのメリットが存在します。

Adobe Illustratorのメリットは以下の5つ。

それぞれの内容を詳しくみていきましょう。

どんなデザインにも向いている|Illustratorのメリット①

 Illustratorは、先ほど説明したカラーモードを自由に設定することができます。印刷の際に必要な裁ち落としも作ることができるので、チラシやポスター、ロゴにWEBデザインとありとあらゆるデザインに活用することが可能です。

ベクターデータで作成されるため、デザインのサイズに左右されないことも大きなメリットです。どんなに大きな看板やポスターでも、Illustratorを使うと遜色なく形にすることができます。

操作の自由度が高い|Illustratorのメリット②

機能の種類が多いAdobe Illustratorは、自由な操作性も大きなメリットです。好きな場所に、好きな形の文字や図形を配置することができ、細かな調整も可能です。

操作の自由度が高いとさまざまなことにこだわることができるため、デザインのクオリティもぐんと高くなります。イラストが苦手な方でも、パスや図形機能を使うだけで簡単にグラフィックを作ることもできます。

動作が軽快|Illustratorのメリット③

多くのAdobe Illustratorの使用者が口を揃えていうのが「Illustratorは動作が軽い」ということです。途中で止まらずサクサク動くと作業をスムーズに行うことができ、デザインの質も高めることができます。

データ量が大きい写真や画像を使ってもIllustratorが途中で止まることは少ないので、素材を気にしながら使用することが可能です。

デザインの展開がしやすい|Illustratorのメリット④

デザインで多いのが、一つのデザインをさまざまなものに展開するということです。例えばWEBデザインの場合はパソコン用とスマートフォン用、印刷用デザインの場合はサイズ違いなどが挙げられます。

そんなときにIllustratorの機能で活用できるのがアートボードです。アートボードとは、ひとつのファイルに複数のデザインを作ることができる機能です。

アートボードを複数個作ると、簡単にデザインを展開することができます。同じデザインの色違いを見たいときにも、アートボードは活用できますよ。

文字を自由にアレンジできる|Illustratorのメリット⑤

ポスターのアイキャッチやロゴマークなどでは、できるだけ目立つような個性あふれる文字が必要とされる場合が多いです。Illustratorを使うと、好きなフォントの文字を好きなようにアレンジすることができます。文字間をバラバラにしたり色をグラデーションしたり、フチや影をつけたり立体にしたり、たくさんの効果を使えるのがIllustratorのメリットです。

Illustrator用に多くのフォントも提供されています。オリジナリティあふれる文字にこだわりたい方は、デフォルトフォント以外にも色々ダウンロードしてみると良いでしょう。

まずは無料体験版でAdobe Illustratorを使ってみよう!

Adobe Illustratorを無料で使うには、7日間お試しできる無料体験版が活用できます。他にもいくつかの代わりになるフリーソフトを紹介しましたが、Illustratorの方が使い勝手が良い印象です。グラフィックデザインに興味があるという方は、まずはIllustratorの無料体験版から使ってみましょう。7日以内に解約しないと自動的に有料版に切り替わってしまうので、気をつけてくださいね。

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