Nikonの一眼レフカメラは動画撮影におすすめ?予算別で人気機種も紹介!

歴史と伝統のある日本のカメラメーカー・Nikon。少し前に皇室の方も使われていて話題になったNikonの一眼レフやミラーレスカメラで、写真だけでなく動画の撮影もしたいと思っている人も多いのではないでしょうか。

今回はそんなNikonのカメラの特徴や、動画撮影を考えた時の注意点等を、予算別のおすすめ一眼レフ・ミラーレスカメラと併せてご紹介します!

動画撮影できる?Nikon一眼レフカメラの特徴を整理!

ニコンの一眼レフやミラーレスカメラにはどんな特徴があるのか。写真が綺麗に撮れるのは知っているけど、動画はどうなのだろうか。

まずはNikonのカメラについて基本的な所から動画撮影におすすめな理由注意点を整理しましょう。

Nikonがおすすめの理由1:4K動画も撮影可!

最新ミラーレスカメラはもちろん、少し前の一眼レフカメラも含めて、Nikonのカメラは動画撮影に対応しています。それも4K動画という、最近のYouTube等でも主流のより高画質な動画撮影だって可能です。

ただし同じ4K動画でも、さらに滑らかな4K60p動画が撮れるのはミラーレスカメラに限られ、多くの機種で撮影できる範囲が狭くなってしまいます。

Nikonがおすすめの理由2:レンズの種類が豊富!

戦後間もなくから脈々と続くNikonのレンズ「ニッコール」。昔のレンズはマウントの関係でそのままでは使えませんが、一眼レフ用のFマウントレンズの種類の多さは、他のカメラメーカーとは比べ物になりません。

ミラーレスカメラ用のZマウントレンズも出揃い、自分好みの写りや使い勝手を満たしてくれるレンズに出会える事間違いなし!

Nikonがおすすめの理由3:中古市場も熱い!

歴史が長いという事は、それだけ中古品の品揃えも良いという事と言えます。一般的に一眼レフやミラーレスカメラは、レンズも含めてちょっとお高いイメージがあるかと思いますが、お気に入りのボディを買ってレンズを中古お手軽に、といった選択肢を取りやすいのもNikonのカメラの特徴です。

Nikonに特化した中古カメラ屋もある程ですので、一度覗いてみてはいかがでしょうか。

Nikonの注意点:バリアングル液晶がある機種が少ない・・・

Nikonのカメラに言える特徴として、バリアングル液晶を搭載しているカメラが殆ど無いという事があります。バリアングル液晶とはカメラ背面の液晶が扉の様に開き、くるっと回転する仕組み持った画面のこと。

これにより画面が前を向く為、自撮りで動画を撮影する際に非常に便利です。一方で写真を撮る時実はバリアングル液晶は不便な点が多いので、搭載を見送る機種が多いのも事実です。

【動画撮影】Nikonの一眼レフカメラを選ぶ際のポイント

Nikonの一眼レフ、ミラーレスカメラの特徴を理解した所で、実際にNikonのカメラからお気に入りの1台を選ぶ時に比較するポイントを4点ご紹介します。

歴史が長い分Nikonからは多くのカメラが出ていますが、自分にあったカメラを見つけるのにお役立てください!

「一眼レフ」か「ミラーレス」か

先程から「一眼レフ」「ミラーレス」という言葉がちらちら出ていますが、これらは非常に大きくカメラを2種類に分類した時の名称です。ニコンは古くからカメラを製造しているので、最新のミラーレスカメラはもちろん、歴代の一眼レフカメラも多く揃えています。

簡単に説明すると、カメラ本体の中にミラー(=レフ)が入っているかいないかの違いがあり、ミラーが入っていない「ミラーレス」の方がその分軽量に作る事が出来ます。一方で歴史が長い分、「一眼レフ」の方が対応するレンズの数が多くあります。どちらもレンズを交換できる事が魅力なので、軽さレンズ選択肢のどちらを取るか悩むところではありますね。

「FX」と「DX」というセンサーサイズ

昔主流だったフィルムカメラと違い、デジカメはセンサーを使って写真を撮影しますが、Nikonの場合そのセンサーに「FX」「DX」の2種類の大きさがあります。

他のカメラメーカーを見ると「フルサイズ」や「APS-C」といったセンサーサイズのカメラがあると思いますが、「FX」がフルサイズ、「DX」がAPC-Sの大きさに対応しています。最初は慣れないかもですが、カメラを選ぶ上でセンサーサイズは非常に重要ですので、是非覚えておきましょう!

4K動画を撮影するか

YouTubeを中心に主流になりつつあるのが、4Kで撮影した高画質な動画です。先に述べた通りNikonのカメラでも4K動画の撮影は可能ですが、Nikon最強のカメラを除くと、他のカメラメーカーと比べ少し本気を出し切っていない雰囲気があります。

その分少し手軽なフルHD動画なら、60pの滑らか動画も綺麗に残せます。手ブレ補正や瞳AFに対応している機種もあるので、容量が大きく扱いにくい4K動画が不要であれば、この辺はあまり気にしなくても良いかもしれませんね。

【予算~15万】動画撮影におすすめNikonの一眼レフカメラ3選

ここからは数あるNikonの一眼レフ・ミラーレスカメラカメラから、動画撮影におすすめな機種を予算別にご紹介します。

まずは比較的お安めの機種から。小型軽量な機種やオシャレなデザインの機種まで、非常に扱いやすい機種が多い価格帯です。

Z fc(ミラーレスカメラ)

 
クラシカルな見た目と小型軽量な本体、幅広いカラーバリエーションで一躍話題となったのが、Z fcとういミラーレスカメラです。

もちろん見た目がオシャレなだけでなく、4K動画や動画手ブレ補正、バリアングル液晶も搭載等、動画撮影にもおすすめな機能が搭載されています。
 

D7500(一眼レフカメラ)

 
Nikonから出ている現行一眼レフカメラの中で、最も軽量なのがこのD7500です。上位機種であるD500から性能を受け継ぎ、4K動画や手ブレ補正も搭載されていますし、何より一眼レフの豊富なレンズ群を使えるのが魅力的です。
 

Z 5(ミラーレスカメラ)

 
Z 5はこの価格帯にも関わらず、FXセンサー搭載のミラーレスカメラです。

ただ安価なだけでなく、4K動画も撮れて暗い所での撮影にも強く、ボディ内手ブレ補正まで搭載していて動画撮影にもおすすめできる機種です!
 

【予算15~25万】動画撮影におすすめNikonの一眼レフカメラ2選

ここからは少しステップアップして、15~25万円で購入できる一眼レフ・ミラーレスカメラをご紹介します。

本格的な一眼動画に挑戦しようと思う方におすすめの価格帯の機種が揃っております。

Z 6II(ミラーレスカメラ)

 
Nikonから出ているミラーレスカメラの中で、「II」が付いている機種は動画性能にも注力した機種です。Z 6 IIは少し前に出たZ 6を進化させた機種で、ボディ内手ブレ補正や高い暗所性能、4K動画対応はもちろん、犬や猫まで追いかけてくれるAFが搭載されています。
 

H3 D780(一眼レフカメラ)

 
先程紹介したD7500はDXセンサーのカメラでしたが、D780はFXセンサーを搭載した一眼レフカメラの中で最軽量の機種です。4K動画は撮影できますが、手ブレ補正が他の機種よりちょっと弱いのは気になりますが、やはり一眼レフの豊富なレンズが使えるのは魅力です。
 

【予算25万~】動画撮影におすすめNikonの一眼レフカメラ3選

最後にNikonが出している最強の一眼レフ・ミラーレスカメラをご紹介。動画のみならず写真撮影に関しても最強の機種で、あらゆる映像表現を楽しみたい人におすすな予算感になっております。

Z 7II(ミラーレスカメラ)

 
先程ご紹介したZ 6IIの兄弟機となるのが、このZ 7IIです。動画撮影に関する基本的な性能はZ 6IIと大きくは変わりませんが、高解像度の写真も撮る事が出来る為、1台で何でもこなしたいという方にはこちらもおすすめです!
 

D6(一眼レフカメラ)

Nikonが出している最強の一眼レフカメラが、D6です。写真性能は申し分なくプロも納得の最上位機種ですが、動画撮影も4K動画対応で、暗所性能が非常に高いにもこの機種の特徴です。

液晶画面を動かせない事とSDカードが使えない事が残念ですが、そこはプロ仕様ということでしょうね。。。

動画撮影はNikon以外の一眼レフカメラも検討してみましょう!

Nikonのカメラで動画撮影は可能ですし、Z fcの様にクラシカルでおしゃれなミラーレスカメラが人気で、もうすぐ発売のZ9は動画も得意な最強ミラーレスカメラなのも事実。ですがどちらかというとNikonは写真撮影の方が得意といった印象があります。

他社の一眼レフやミラーレスカメラの中には逆に動画撮影が得意なカメラも多くある為、これから一眼カメラを買おうと思う方はいくつか他の製品も比べてみる事をおすすめします。