Photoshopで自由変形ができない!対処法を使い方と一緒にわかりやすく解説!

Photoshopの自由変形ツールは簡単にオブジェクトを拡大・縮小・変形できる便利なツールです。

自由変形ツールを使用すれば、サイズ変更や変形のために別々のツールを使わなくて良いので、作業効率も上げられるでしょう。

しかし、自由変形ツールが使用できずに困っている方もいるようです。

この記事では、Photoshopで自由変形ができない時の理由や対処法をまとめました。Photoshopの自由変形が使えないと困っているのであれば、ぜひ参考にしてください。

Photoshopで自由変形ができない時の対処法

Photoshopで自由変形ができない時にはどのような対処をすれば良いのでしょうか?

こちらで紹介する方法はどの方法もとても簡単にできるものですので、すぐにトラブルを改善できるでしょう。

まず、ここから説明に使用するための素材として、こちらの白い花の画像を背景画像にします。⬇︎

自由変形したい素材の例として、背景を切り抜かれたリンゴの画像を使用します。⬇︎

自由変形ツールの動作において背景のあるなしは関係ありませんが、今回は視覚的に説明しやすいように背景のない画像を選びました。

⬆︎自由変形させたい素材であるリンゴを白い花の背景に配置した状態です。ここから説明を始めましょう。

Photohopで自由変形ができない時の対処法①|レイヤーロックの解除


Photohopで自由変形ができないと思ったら、まずは基本的な確認としてレイヤーにロックがかかってないかみてみましょう。

一般的には、自分でロックしていなければロックがかかるはずはないのですが、Photoshopに用意されているロックの4種類のうち[透明ピクセルをロック]のショートカットキーは[/]を押すだけなので、気づかず触れてしまっている可能性もあります。

何も操作ができなくなる[すべてロック][command]+[/]です。

本題に戻り、ロックの有無を確認するためにレイヤーメニューを見ましょう。

この画像のように、南京錠のマークがついている時にはレイヤーロックがかかっています。⬇︎

レイヤーロックがかかっている場合にはレイヤーの加工ができないため、もちろん自由変形もできません。

南京錠のマークをクリックすればロックは簡単に外れ、加工ができるようになります。

Photohopで自由変形ができない時の対処法②|正しいレイヤーを選択


作業工程ごとにレイヤーを分けることが好ましいのですが、レイヤーが多くなると自分が今どのレイヤーで作業をしているのか混乱してしまうことがありますよね。

Photoshopで自由変形ができないという時には、選択しているレイヤーが自由変形したいオブジェクトのあるレイヤーかどうかを確認しましょう。

ここからは状況の説明のために、もう一つオブジェクトを追加し「バナナ」という名称のレイヤーに配置しました。⬇︎

リンゴのオブジェクトがあるレイヤーが選択されていないため、この状態でリンゴを変形したいと思っても、リンゴのオブジェクトを選択すらできません。⬇︎

リンゴのオブジェクトを自由変形するためにはリンゴのレイヤーを選択する必要があります。

初歩的なことですが、作業が長引くうちに忘れがちになってしまうので注意しましょう。

Photohopで自由変形ができない時の対処法③|バージョン違いに対応する


何年も前のPhotoshop環境で作成したソフトを久々に開くと、自由変形はもちろん何も選択ができないような状況になるトラブルが発生することがあります。

その際には、レイヤーを全て新しいファイルにコピーしてしまいましょう。

まずは今使用しているPhotoshopのバージョンで新規ファイルを作成します。

コピーしたいファイルで細かなレイヤー分けがされている場合、そのコピー・ペースト作業にも時間がかかってしまいます。

そのような時には作業の時短のためにもレイヤーリンクを使いましょう。

コピーしたいレイヤーを全て選択し、レイヤーメニューの下にあるリンクマークをクリックします。⬇︎

画像のように、レイヤーリンクが作成されました。⬇︎

この全てのレイヤーが選ばれた状態で[command]+[c]でコピーをして、新しいファイルで[command]+[v]のペーストをします。

こうして、レイヤーが一度に全てペーストされました。⬇︎

ここから作業を続ける場合は再度レイヤーメニューのリンクボタンを押し、リンクを解除してから進めてください。

 

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Photoshopで自由変形ができないのはどんなとき?

フォトショップで自由変形ができない時はどのような時なのかを知っておけば、いざ自由変形ができないという時にも焦らずに対応できますね。

一般的によく言われているPhotoshopで自由変形ができないタイミングを紹介しましょう。

Photoshopで画像の自由変形ができない理由①|レイヤーの問題


フォトショップで自由変形ができないというトラブルはレイヤーロック・レイヤーの選択間違いなど初歩的なことが多いようです。

作業に夢中になってしまったり、締め切りに追われているような状態だと簡単なことにも気づけない場合がありますので注意してください。

Photoshopで画像の自由変形ができない理由②|ソフトのバージョン環境が変わった


古いバージョンで作成したファイルが最新のバージョンに適応できないというトラブルは、フォトショップに限らず多くのソフトで発生してしまうことです。

その際には先ほど紹介したように、内容をそのまま新規ファイルに移行するという方法で解決できる場合が多いです。

多少手間に感じてしまうかもしれませんが、時間はかかりませんので試してみましょうね。

Photoshopの自由変形の使い方を紹介!

ここからはPhotoshopで自由変形ツールを使用する基本的な方法をまとめました。初めて自由変形ツールを使うのであれば、ぜひ参考にしてください。

Photoshopの自由変形の使い方①|自由変形ツールの選択


まずはツールバーから[編集]-[自由変形]を選択しましょう。

ショートカットキーは[command]+[t]です。⬇︎

自由変形は作業途中に度々使用するツールなので、ショートカットキーを積極的に使用した方が良いでしょう。

Photoshopの自由変形の使い方②|自由変形するオブジェクトの選択


次に、自由変形したいと考えているオブジェクトを選択してください。

ドラックドロップで好きな場所に移動したり、回転できるようになりました。

Photoshopの自由変形の使い方③|オブジェクトの縦横比を維持した拡大・縮小


オブジェクトを選択した時に現れる白い四角マークをドラッグして、オブジェクトを広げてみたり縮めてみたりしましょう。⬇︎

このように、オブジェクトが簡単に拡大・縮小できますね。⬇︎

Photoshopの自由変形の使い方④|オブジェクトの自由な変形


先ほどのやり方では縦横比が変わらないようになっているのですが、縦横比を変えたい時には[Shift]キーを押しながら白い四角マークをドラッグしてみましょう。⬇︎

縦横比が自由に変形できるようになりました。

Photoshopの自由変形で画像加工が自由自在! 

Photoshopの自由変形ができない時の対処法や、自由変形の基本的な使用方法をお伝えしました。

自由変形ツールは作業の効率化が可能な非常に便利な物なので、ぜひ積極的に使用していきましょう。

また、Photoshopで自由変形ができないという時にも焦らずに紹介した内容を確認してみてくださいね。