【目的別】Photoshopの肌レタッチのコツ|シミやシワを消して美肌に!【永久保存版】

写真の加工の現場で活躍しているPhotoshop。

今回は、肌のレタッチのコツや方法を

美白にする方法・肌荒れ、そばかす、シミを消す方法・シワを消す方法

の3つに分けて紹介していきます。覚えれば、美肌を思うがままに作ることができます。

また、今回紹介するレタッチは、映り込みを消したい・余計なものを消したいなど、他の場面でも応用が効くのでぜひ覚えていってください。

Photoshopで肌全体のトーンを上げて美白にする方法!

Photoshopで美白に加工する方法①|レイヤーの複製

まず、レイヤーを複製します。

Photoshopでレイヤーを複製するには、

  1. 複製したいレイヤーを選択した状態でWindows:「Ctr+J」Mac:「command+J」を押す。
  2. 複製したいレイヤーを、「レイヤー」タブ下の+マークにドラッグする。

すると、「〇〇のコピー」というレイヤーが追加されます。

Photoshopで美白に加工する方法②|写真の明るさ調整をする

複製したレイヤーに「明るさ・コントラスト」を適用して、明るさを加工します。

「明るさ・コントラスト」の場所は、「イメージ>色調補正>明るさ・コントラスト」です。

明るさとコントラストの調整バーがあるので、プレビューを確認しつつ数値を調整します。

今回は、明るさ:25、コントラスト:15に設定しました。

画像全体が明るくなり、印象も明るく綺麗な感じになりました。

Photoshopで美白に加工する方法③|写真のレベル補正をする

複製したレイヤーに「レベル補正」を適用して、自然で綺麗な明るさになるように加工します。

「レベル補正」の場所は、「イメージ>色調補正>レベル補正」です。

レベル補正とは、画像の明るさをシャドウ、中間点、ハイライトの3つのスライダーで調整するツールです。

Photoshopで美白に加工する方法④|「トーンカーブ」でトーンの調整

複製したレイヤーに「トーンカーブ」を適用して、さらに明るさを細かく調整します。

「トーンカーブ」の場所は、「イメージ>色調補正>トーンカーブ」です。

「トーンカーブ」とは、写真の明るさやコントラストをお好みに調整するツールです。

手動で調整することができますが、今回はプリセットから「明るく」に設定しました。

「明るさ・コントラスト」「レベル補正」「トーンカーブ」Photoshopの3つの色調補正を駆使して、肌を綺麗に明るくレタッチしましょう。

Photoshopで美白にする方法⑤|「ぼかし」でなめらかにする

3つの色調補正で明るくした画像を複製します。

ツールバーの、「クイック選択ツール」を選び、顔全体を囲みます。

Altを押しながら囲むことで、範囲内を美肌に修正することができます。

Photoshopのフィルター機能にある、「ぼかし(ガウス)」を使って、肌をなめらかにします。ファンデーションの役割を果たして、美肌になります。

「フィルター>ぼかし>ぼかし(ガウス)」を選びます。

プレビューを確認しつつ、数値を調整します。

ぼかしをかけたレイヤーの不透明度を、お好みでするのもいいと思います。

綺麗な美白にレタッチ終了

明るさ・コントラストで大雑把に調整して、レベル補正とトーンカーブで細かく調整ガウスぼかしで、肌をなめらかにする。最後に調整してレタッチ終了という流れです。

以上が、Photoshopで美白に加工する手順です。

顔が暗く写ってしまった写真に、すごく効果があるレタッチです。是非試してください。

【 Before 】

【 After 】

Photoshopできになるシミやそばかす・肌荒れを消す方法!

シミやそばかす・肌荒れを消す方法①|スポット修復ブラシツール

Photoshopスポット修復ブラシツールは、シンプルで初心者でも扱いやすい修復ブラシです。

使い方は簡単で、レタッチしたい肌の部分をクリックかドラッグすれば、加工できます。

“caution”
一度に広範囲の肌をレタッチすると、違和感の原因になります。綺麗になめらかに加工するには、陰影や肌荒れの具合が近いところを、細かくレタッチしていく必要があります。

肌荒れの部分の大きさに合わせて、ブラシの大きさを変えると加工しやすいです。

 

シミやそばかす・肌荒れを消す方法②|修復ツールで美肌に

修復ツールは、スポット修復ツールと違い、サンプルを取ることで修復します。

サンプルを取るには、修正したい肌の部分に合う部分を、Altを押しながらクリックします。

サンプルを取ったら、肌荒れ部分をドラッグまたはクリックします。

美肌レタッチ終了

Photoshopでシミやそばかす、肌荒れを消す美肌レタッチの手順を紹介しました。

今回は、主にそばかすを美肌にレタッチしましたが、Photoshopでは、肌荒れやシミも同様の手順で加工することができます。

スポット修復ブラシ修復ブラシを駆使して、根気よくレタッチすれば、きれいな美肌に加工できます。

また、コツを紹介します。手順はこちら。

  1. 元画像を複製
  2. 修正レイヤーの上に置く
  3. 不透明度を調整して透かす

そうすることで、透かした元画像と修正レイヤーを比べて自然になるように修復ブラシを入れる事ができます。

【 Before 】

【 After 】

Photoshopでシワを隠して若見えさせるレタッチの方法

Photoshopでシワを隠す方法①|パッチツールで大きなシワを消す

Photoshopで肌のシワを消すには、まずパッチツールで大きなシワを消していきましょう。

加工したい写真のレイヤーを複製して、レタッチしていきます。

ツールバーから「パッチツール」を選び、修正したい肌を囲み選択します。

選択範囲をシワのない部分にドラッグすると、肌に馴染みつつシワを消してくれます。

Photoshopでシワを隠す方法②|修復ブラシで小さいシワを消す

スポット修復ブラシと修復ブラシを使って、小さなシワを消します。使い方は、消したいシワをマウスでなぞるだけです。

Photoshopでシワを隠す方法③|馴染ませて仕上げ

元画像(修正前)修正後の画像を馴染ませて、きれいにレタッチします。

修正後の不透明度を80から90%に調整すると、自然な仕上がりになります。

シワのレタッチ終了

Photoshopで若々しく見えるようなシワのレタッチを紹介しました。パッチツールと修復ブラシを使えば、意外と簡単に加工できます。

【 Before 】

【 After 】

Photoshopの美肌レタッチでイメージアップ!

いかがでしたでしょうか?今回は、Photoshopで美肌レタッチする方法をまとめました。

フォトショップの肌の加工は、手順が多くて覚えるのは大変ですが、出来るようになると写真の質を上げることに一役買うことができ、デザイナーとしてランクアップします。

ぜひ覚えてみてください!