PowerDirectorは、国内外問わずたくさんのユーザーが利用している動画編集ソフトです。
人気動画編集ソフトであるPowerDirectorですが、購入する前に無料で使いたいと思う人もいるのではないでしょうか。
PowerDirectorを無料で使う方法は?
PowerDirector Essentialでは、30日間の無料体験期間中、一部制限を除いてPowerDirector製品の機能をお試しすることができます。また、「Windows」「Mac OS X」の両方に対応しているため、OSを問わずどのようなユーザーでも利用が可能です。
ここでは、PowerDirector Essentialの使用手順を解説します。主な使用手順は以下の4ステップです。
- PowerDirectorのダウンロードページを開く
- PowerDirectorのインストーラを起動
- インストールする言語と場所を設定
- PowerDirectorのインストール完了
1. PowerDirectorのダウンロードページを開く
はじめに、CyberLink社の公式ダウンロードページにアクセスします。
公式ダウンロードページを開き、ページTOPにある「無料ダウンロード」ボタンをクリックします。
▼公式ダウンロードページ
無料動画編集ソフト Windows & Mac 版 – ダウンロード | PowerDirector
その後、「Windows」「Mac OS X」の選択画面が表示されるため、対象のOSを選択し、ダウンロードを開始しましょう。
2. PowerDirectorのインストーラを起動
ダウンロードが終わったらインストーラを起動します。インストーラのダウンロードが終わると、自動的に無料体験版のインストールに進みます。
3. インストールする言語と場所を設定
インストールする言語と場所を決める設定画面が表示されるので、言語を「日本語」に設定し、インストール場所を決めたら、「次へ」に進み、インストールを実行します。
4. PowerDirectorのインストール完了
無事にインストールが終われば、PowerDirector Essentialの設定は完了です。
「Powerdirectorの起動」ボタンを押し、無料体験版を起動して、お試しを始めましょう。
PowerDirectorの無料体験版に制限はある?
ここからは、無料でお試しできる内容にどのような制限があるか紹介します。
この記事で、解説するポイントは以下の3つです。
- 利用可能期間は30日間のみ、クラッキング不可
- Shutterstockの利用不可
- テンプレートやエフェクトの種類が限定されている
利用可能期間は30日間のみ、クラッキング不可|無料体験版の制限①
PowerDirector無料体験版であるPowerDirector Essentialの利用可能期間は30日間です。
また、利用回数は1度とされています。30日間の期間があるため動画の編集から書き出しまで利用することができますが、編集ボリュームが多い場合、利用開始のタイミングによって、十分に機能をお試しできずに利用可能期間が終了してしまうこともあります。
Shutterstockの利用不可|無料体験版の制限②
有償版のPowerDirectorには素材サイトShutterstockとの連携機能があり、640万点以上の動画、写真、音楽素材を利用することができますが、無料体験期間中はShutterstockとの連携機能がなく、これらの素材は利用できません。
そのため、素材を撮影したり、他の素材サイトから用意して編集作業を行う必要があります。
テンプレートやエフェクトの種類が限定されている|無料体験版の制限③
PowerDirector無料体験版であるPowerDirector Essentialでは、有償版と比較してテンプレート・エフェクトの種類が限定されています。
一部の高度なテンプレート・エフェクトは制限されていますが、基本的な動画編集機能は使用することが可能です。
プロのような高度な編集を行いたい場合には注意が必要ですが、簡単な動画作成を行う場合はあまり問題ないと言えます。また、クラッキングして機能制限を解除することは禁止されているため、絶対にしてはいけません。
PowerDirectorと他ソフトの体験版の比較
Premiere Proは、もっとも有名な動画編集ソフトと言っても過言ではありません。映像クリエイターや映画制作にも使用されているさまざまな編集機能を持った動画編集ソフトです。
今回比較するのは、以下の3つのポイントです。
- 透かしロゴの有無
- テンプレートやエフェクトの種類
- 利用可能期間
Adobe PremierePro公式ページはこちら
https://www.adobe.com/jp/products/premiere
透かしロゴの有無|体験版の比較①
PowerDirectorの無料体験期間では、編集したファイルの冒頭にパワーディレクターの透かしロゴが入ります。透かしロゴが入ってしまうため、編集したファイルの利用用途が限定されてしまいます。
Premiere Proでは、無料体験期間中でも全ての機能を利用することが可能です。そのため、透かしロゴが入ることなく動画を書き出すことができます。
テンプレートやエフェクトの種類|体験版の比較②
PowerDirectorの無料体験版では、基本的な動画編集に支障はありませんが、使用できるテンプレートやエフェクトの種類が一部に限定されています。
一方、PremiereProでは、制限がかかることなく、全ての機能を利用することができます。また、Adobe社の製品にはグラフィックデザイン・写真・動画・アニメーションなど、さまざまなクリエイティブに関するソフトが揃っています。
利用可能期間|体験版の比較③
無料体験版の利用可能間は、PowerDirectorでは30日間、PremiereProでは7日間です。PowerDirectorでは、長期間利用ができますが機能が一部制限されています。
また、PremiereProの利用可能期間は7日間ですが、全ての機能を使用することができます。動画編集ソフトによってお試しできる「期間」や「機能」などが異なるため、あらかじめ確認してから利用することが大切です。
Premiere Proについては以下の記事で詳しくご紹介しています。
興味を持った方は、ぜひこちらの記事も読んでみてください!
PowerDirector以外のソフトも体験してみよう!
この記事では、PowerDirectorを無料で使う方法や体験版の制限、他ソフトとの比較を紹介しました。PowerDirectorでは、30日間無料体験を利用することができますが、透かしロゴが入ったり、テンプレートやエフェクトの数が少なかったりと制限がかかります。
また、他ソフトと比較した場合、Adobe社のPremiereProでは、無料体験版でも制限がかかることなく全ての機能を利用できることがわかりました。コンプリートプランなどAdobe社の他ソフトとの連携もできるため、拡張性を持った動画編集ソフトであると言えます。これから長期的に動画編集を行う場合、Adobe社のPremiereProを利用することをおすすめします。
動画編集ソフトによって、機能や拡張性など特徴に違いがあります。自分に合った動画編集ソフトを使って、動画編集を楽しんでくださいね。