Adobeのクラックはどれくらいバレる?クラックせずに安くなる方法は?

クリエイターには必須と言われるAdobe(アドビ)ソフトですが、現在のAdobe CCは月額制で、正規料金は月額6,248円(税込)と金額も安くはありません。

そのため、クラックと呼ばれる不正使用をしているケースも多々あるようです。具体的にクラックとはどのようなことなのか、クラックはバレるのか、Adobe CCを無料で利用する方法はないのかなどを解説します。

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まず注意ですが、クラックは犯罪です。実際過去に、クラック版のアドビソフトを販売し実刑判決となった判例もあります。クラック版を販売することだけではなく、利用すること自体、日本では刑事罰にあたる行為ですので、絶対にクラック版に手を出してはいけません。

Adobeのクラックとは?

そもそもクラックとは何なのでしょうか?どのように不正使用が可能になっているのでしょうか?

そもそもクラックとは?

クラックとは、IT用語でネットワークに繋がれたシステムに侵入し、破壊・改ざんをして不正利用することです。

Adobeにおけるクラックは、CS6などの買い切りソフトのシリアルナンバーを改ざんしたり、無料体験版の利用期限を操作したりして、本来であれば使えないソフトを不正に使えるようにすることを言います。

Adobe CS6のクラック

Adobeソフトが現在のようにクラウドベースのCCになる前は、ソフトを買い切りで購入していました。そのため、同じソフトを複数のコンピューターにインストールできないようシリアルナンバーが割り振られていました。

CS6などの買い切りソフトにおけるクラックは、このシリアルナンバーを入力しないまま使えるようにソフトを改ざんしたり、シリアルナンバーを不正に入手したりして利用することを指します。

Adobe CC無料体験版のクラック

Adobe CCを使い続けるためには原則、月額契約をして定額料金を払い続けなければいけません。

Adobe CCを本契約する前に無料体験をすることができるのですが、Adobe CC版のクラックはこの無料体験版の期間制限を解除し不正使用し続けることができるようにした状態です。

Adobeのクラックはバレる?

クラックで不正利用しているとAdobe社にバレることがあります。警告が表示され使用不可になったり、クラックをして逮捕されたケースもあります。

クラックはバレる①|クラック版を使用すると警告文が表示される

Adobe側でクラック製品を感知すると、ユーザーに対して警告文が表示されます。通常アドビのソフトは起動時にシリアルナンバーの有効や利用期限などをチェックする仕組みになっています。

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警告が表示される理由としては、オンラインなどに繋いだ時に不正が感知されるケースが多いようです。クラック版の使用は立派な犯罪ですので、警告文を無視して使い続けると、Adobeから訴訟を起こされたり、以後正規版の購入ができなくなったりする可能性があります。

Adobeソフトが買い切りからクラウドベースに移行した背景には、不正利用への対策が最も大きい理由と言われています。つまり、Adobe側でもクラック行為は重く見ており、日ごろ厳しくチェックが敷かれているのです。

クラックはバレる②|知らないうちに使ってしまっていることがある?

クラック版を使用したいと思っていなくても、知らないうちに不正使用してしまっていることがあります。その原因として、ネットショップやオークションサイトなどで知らないままクラック版を入手してしまうことがあげられます。

安い値段につられて気づかずに犯罪をしてしまう、なんてことのないよう、必ず正規ルートで入手するようにしましょう。

クラックはバレる③|クラック版の恐ろしい闇

クラック版を使用しているとAdobe社にバレる以外にも、様々なリスクが起こります。

何よりも著作権侵害という立派な犯罪であり、起訴されると処罰・罰金の対象になるということです。実際に、クラックソフトを販売して逮捕され実刑判決を受けた判例もあります。またそれはクラック版のソフトにウイルスが仕込まれていることが多いことです。

ウイルスに感染したソフトをPCにインストールすることで、PCのデータが消えてしまったり、クレジットカードなどの機密情報を取られたり、勝手にスパムなどの拡散を行ってしまうこともあります。

また、そういったクラック製品を購入することで、裏組織からITリテラシーの低いカモと認識され、続けて同じような被害にあうこともあるかもしれません。出元のわからないソフトには決して手を出さないようにしましょう。

バレたら今後Adobeソフトが正規購入できなくなる可能性も

クラック製品を使用していて「警告」が発令された場合は、Adobeに不正使用がばれて個人情報なども把握されているということです。

Adobe社から訴訟を起こされたり、それ以降正規版を入手しようとしても拒否されてしまう可能性すらあります。

将来的にそんなことになってしまわないためにも、クラック版には手を出さないのが一番です。

Adobeでクラックせずにソフトを安く使う方法

不正使用の恐ろしさはわかったけれど、やはり安くない正規料金で定額払っていくのは大変です。犯罪に手を染めずに安心に安く利用する方法をご紹介します。

まずは無料体験版をダウンロード

今まで一度も体験版を利用したことが無いのであれば、まず無料版を利用してみましょう。Adobe CCすべてのソフトが無料で一定期間利用することができます。

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有料版と全く同じ機能を利用でき、期間中はAdobeからのサポートも受けられます。有料版と同じ内容を合法で試すことができるので、有料契約をする前に無料体験版を利用するのがお得です。

学生プランを利用する

学生や教職員の方はAdobeソフトを安く購入することができます。学生や教育機関にお勤めの方は、通常プランを購入する前に、学生プランを確認しましょう。

また、学生プランほどではないですが、ヒューマンアカデミーなどのAdobe公認のスクールで、Adobeソフトの使い方が学べるクラスとAdobe CCの使用権がセットになったコースで契約しても安く契約することが可能です。

フォトプランなどの使うソフトを限定する。

カメラマンなどで、使用するソフトがLightroomとPhotoshopだけという方は、PhothopとLightroom、Lightroom Classicがセットになったフォトプランが月1,078円(税込)とお得です。

また、Adobeのほかのソフトは使わず、Illustratorのみ使いたい、Premiere Proのみ使いたいなど、1つのアプリのみでよいという方も、Adobe CCを契約するのではなく、そのソフト単体で契約する方が安くなります。

公式のセールのときに購入する

Adobe公式やAmazonでセールが行われることがあります。

セールのタイミングや回数、割引率などはその時々で変わりますが、正規価格よりも安くAdobe CCを契約することができるので、Adobe CCの導入を検討している方は、頻繁にセール情報を確認してみましょう。

Adobeのソフトはクラックせずにお得に使おう!

Adobeソフトのクラックをして良いことは一つもありません!安く手に入れたと思っても、パソコンがウイルスに汚染されてしまったり、Adobe社から訴訟を起こされてしまっては、元も子もありません。確かにAdobeソフトは安いものではないですが、比較的安く入手する方法はいろいろとあります。正規のルートで購入して、堂々とクリエイティブライフを楽しみましょう!