【徹底比較】GoPro vs 一眼レフ|画質や性能など動画におすすめはどっち?

この記事をご覧のあなたは「動画撮影用のカメラを買いたいけど、GoProと一眼レフのどちらがいいんだろう」と、疑問に思っていませんか?
どちらも動画を撮影できますが、性能や得意な場面など、両者の特徴は異なります。
そこで今回は、GoPro一眼レフ機能面を中心に徹底比較します。
これから動画を始めたい方は、ぜひ最後までご覧いただき参考にしてみてください!

GoProと一眼レフって何が違うの?それぞれの特徴を整理!

まずは、GoProと一眼レフの特徴をわかりやすく整理していきます。

臨場感のGoProと幅広い撮影ができる一眼レフ

GoProの特徴は、激しい動きのある動画を撮影できることです。主にスポーツやアクティビティの撮影で使われ、動画に臨場感を演出します。

一方の一眼レフは、幅広い撮影ができるのが魅力。ボケ感を演出したり、近距離で撮影したりと、さまざまな見せ方が可能です。

GoProと一眼レフの性能比較

GoProと一眼レフの特徴を、機能面を中心に表にまとめました。(◎・〇・△・×の4段階で示しています。)

画質広角性手振れ補正動きのある撮影持ち運び耐久性暗所撮影価格写真動画の幅
GoPro
一眼レフ×

両者、得意不得意が分かれているのが良くわかります。

この後1つずつ、詳しく解説します。

【GoPro】動画撮影におけるメリット

表をふまえて、GoProの動画撮影におけるメリットを5つ解説します。

GoProのメリット①動きのある動画を撮影できる

GoProは、アクティブスポーツの動画撮影を目的に開発されました。そのため、サイクリングやスキー、サーフィンなどのアクティブなシーンでの撮影が得意です。例えばヘルメットに取り付けて、サイクリングの動画を撮影することが可能です。実際にyoutubeなどで、このようなサイクリングの動画を見たことある人も多いのではないでしょうか。アクションカメラとして使えるのは、GoProならではの魅力でしょう。

GoProのメリット②画角が広く室内でもきれいに撮れる

“35mm換算というのは、カメラレンズにおける焦点距離の基準となるものですが、焦点距離というのは、センサーサイズによって変化する特徴があります。(中略)

センサーサイズが異なる場合でも、焦点距離による数値に統一性を持たすことができるのが「35mm換算」というもので、センサーサイズに合わせて35mm換算では、レンズの焦点距離から数値が変化することが特徴的です。

https://www.rentio.jp/matome/2020/12/35mm-format-beginner/

GoProの画角は、35mm換算すると16mm。一眼レフと比較すると「超広角」といえます。そのため、室内での動画撮影も得意としています。室内撮影では被写体と距離をとりにくいことが悩みですが、GoProで撮影すると画角が広いため、全体をきれいに撮ることができます。

GoProのメリット③手ブレに強い

動きのある動画を高画質で撮るために、GoProの手ブレ補正機能は非常に強く設計されています。最近では一眼レフの手ブレ補正機能もパワーアップしていますが、GoProには及びません。そのため、スポーツなどで動きながら撮影する場合は、GoProに軍配が上がります。

GoProのメリット④耐久性が高い

耐久性の強さもGoProのメリットです。GoProはサーフィンやスノボなどの激しいアクションをしながら撮影できるように、衝撃への耐久性は強く設計されています。また、防水なので水中でも撮影も可能。防水ハウジングを付ければ水深60mまでの撮影が可能になるので、ダイビングでも使用できます。

GoProのメリット⑤一眼レフと比較すると価格が安い

価格を比較すると、GoProの方が安くなります。GoProの相場は2~8万円。

一方の一眼レフは10万円前後が多く、高いものでは100万円クラスのものもあります。そのため、予算を抑えたい人にはGoProがいいでしょう。

【一眼レフ】動画撮影におけるメリット

続いて、一眼レフの動画撮影におけるメリットを4つ紹介します。

一眼レフのメリット①レンズ交換で撮影の幅を広げられる

一眼レフはレンズを取り外して交換することができます。レンズには広角レンズや望遠レンズなど、さまざまな種類があります。つまり、レンズの種類を変えることで、さまざまなタイプの動画を撮影できます。

例えば、GoProはズームができません。しかし一眼レフはレンズによってズームができます。そのため、被写体にズームして、近距離の動画を撮影することもできます。また、GoProは画角が広いと紹介しましたが、広角レンズを使うことで、一眼レフでも画角を広げることができます。

一眼レフのメリット②ボケ感のある動画を撮影できる

一眼レフで撮った写真で、背景がボケているものを見たことがある人も多いでしょう。同様のことは、動画撮影でも可能です。背景をボケさせることで、被写体をより目立たせて、柔らかい表現に仕上げます。おしゃれな動画を撮りたい場合は、一眼レフがおすすめです。

一眼レフのメリット③RAWで撮影できる

”RAWデータとは

「RAWデータ」とはデジタル一眼レフやミラーレス一眼、一部のコンパクトデジタルカメラに搭載されている高品位な写真編集を行うための記録形式です。多くのカメラではカメラのメニューの画質設定に「JPEG」と並んで「RAW」モードでも記録できるようになっています。

RAWデータとは/SILKYPIX:https://silkypix.isl.co.jp/community/what-is-raw-data/

一眼レフはRAWで撮影できます。RAW撮影のメリットは、後から色や明るさを微調整できること。これを「RAW現像」といいます。GoProで撮影した動画も編集できますが、画質が落ちてしまいます。そのため、画質を落とさず編集したい場合は一眼レフがおすすめです。

一眼レフのメリット④高画質な写真も撮れる

一眼レフの本来の機能は写真撮影です。そのため、動画と一緒に写真も撮りたい場合は、一眼レフがおすすめです。特に暗い場面での写真には大きな差ができます。GoProは暗い場面での撮影が苦手です。細かい設定を変えれば撮れますが、それなりの知識が必要です。一方一眼レフは、ISO感度・シャッタースピード・F値を調整することで、暗い場面でも高画質な写真を撮影できます。動画と写真、2つの目的がある場合は、どちらも高画質な一眼レフがいいでしょう。

始めやすさを重視するならGoProがおすすめ

ここまでGoProと一眼レフのメリットを比較してきましたが、どちらにするか決められたでしょうか?
もしまだ迷っているなら、初心者でも高画質な動画を撮影しやすいGoProがおすすめです。

ここからは、GoProがおすすめの理由を詳しく解説します。また、おすすめのGoproも紹介します。

手ブレを気にせずに高画質な動画を撮影できる

初心者が動画を撮影するときのハードルになるのが「手ブレ」です。せっかく撮れた動画も、手ブレが激しいと台無しです。GoProなら強力な手ブレ補正機能があるので、初心者でも手ブレを気にせず、高画質な動画を簡単に撮影できます。

GoProは持ち運びも簡単

GoProは小型で軽いので、持ち運びも簡単です。軽いものだと100g前後のものがあり、サイズも手のひらに収まる程度です。気軽に持ち運べるので、撮影へのハードルも下がるでしょう。一方の一眼レフは、軽いモデルでも500g程度と、GoProの5倍ほどの重さがあります。また、専用のケースやカメラバッグなども一緒に持ち運ぶ必要があります。交換用のレンズまで含めると、結構な重さになります。そのため、持ち運びに慣れるまでは撮影へのハードルが高くなるでしょう。気軽に撮影を始めたい場合は、GoProがいいでしょう。

GoProと一眼レフを使い分けるのもおすすめ

もちろん、GoProと一眼レフを使い分けるのもいいでしょう。実際に、動画クリエイターの中にはGoProと一眼レフを使い分けている人もいます。アクティブな動画にはGoPro、おしゃれな動画には一眼レフのように、それぞれの強みを活かすやり方もおすすめです。

最新のGoProを紹介

2021年12月現在のGoproの最新モデルは「Gopro HERO 10」です。

今までの製品に比べ、動画撮影のスペックや手ブレ補正機能がさらにレベルアップしています。また、容量無制限ンのバックアップ・クラウドへの自動アップロードができるサブスクリプションもあります。撮影だけでなく、データのシェアや編集にも考慮されているのです。Amazonでは本体だけでなく、三脚やSDカードなどの付属品も一緒に購入できるのがポイント。

最新機種ですが、初心者にもおすすめできる製品です。レンタルもできるので、気になる人は試してみましょう。

GoProか一眼レフで動画撮影を始めましょう!

手ブレを気にせず撮影できるGoProと、高画質で幅のある動画を撮影できる一眼レフ。メリットはそれぞれですが、初心者でも始めやすいという点では、機能や価格を考慮するとGoProがおすすめです。もちろん、2つを使い分けるのも良いでしょう。レンタルもできるので、気になる人は試してみてください。