最近はiPhoneの性能が上がり、以前に比べて格段に高音質な動画が撮影できるようになりました。いつでも、どんな場所でも、誰でも気軽に撮影できることから、様々な企業が着目して機材の製作に力を入れている分野です。
外部マイクもそのうちの一つです。iPhoneは、外部マイクをつけることでさらに音質が良くなります。
そこで、本記事ではおすすめの外部マイクを9つ紹介します。
外部マイクをつけるメリットや外部マイクの選び方についても紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
【メリット紹介】iPhoneで動画撮影をする際に外部マイクは必須?
iPhoneで動画撮影をしようと考えている人で、特に屋外や騒がしい場所で音質のいい動画を撮影したいと考えている人は、外部マイクの装着は必須です。
ではなぜ外部マイクが必須なのかについて、外部マイクのメリットを4つ説明します。
iPhoneで動画撮影する際に外部マイクを使うメリット①環境音が入らない
現在販売されている外部マイクの多くには、「指向性」があります。
これにより、一定方向の音に集中して録音してくれるためノイズが軽減されます。また、ウィンドスクリーンが付属している外部マイクなら、風の音によるノイズを軽減します。
環境音をできるだけ軽減し、周囲の音が騒がしい場所や風がきつい日の屋外でも高音質で動画撮影ができるので、iPhoneを使用して動画を撮影したい人は必須です。
iPhoneで動画撮影する際に外部マイクを使うメリット②音質がいい
iPhoneで録音・録画した時の音質は、マイクの性能が直接影響します。求める音質や入力方式に合わせて外部マイクを選択することで、iPhoneでも納得のいく音質で録音・録画することが可能です。
iPhoneで録画、録音する際、音質に不満な方も、外部マイクの装着で解決します。
iPhoneで動画撮影する際に外部マイクを使うメリット③機材の持ち運びが便利
屋外で動画撮影する際、他の荷物が多いことから録画機材をなるべく少なくしたいと考えている人にとっても、iPhoneの外部マイクは便利です。動画撮影のためにビデオカメラを持ち運ぶとなると、実際かなりの荷物になってしまいます。
ところが外部マイクの場合だと、iPhoneと手のひらサイズのマイクを1つ持ち歩くだけで高音質の動画が撮影できるため、荷物を少なくできます。
iPhoneで動画撮影する際に外部マイクを使うメリット④価格が安価
比較的安価で動画撮影環境を整えたい人にとってもiPhoneの外部マイクは有難いです。
ビデオカメラを購入する場合、数万円から数十万円の予算で考えなければなりません。しかし外部マイクなら、数千円から購入することができます。
安価でクオリティの高い動画を撮影したければ、iPhone用の外部マイク一択と言えます。
iPhone動画撮影用の外部マイクを選ぶ際のポイントは?
インターネットで初めてiPhone用の外部マイクを購入する際、選ぶポイントが何かを把握していないと自分の端末に対応していないなど失敗に繋がります。
そこで、iPhone動画撮影用の外部マイクを選ぶ際のポイントを4つご紹介します。
iPhone動画撮影用の外部マイクを選ぶ際のポイント①接続端子
インターネットなど、実際に商品を目で見て購入することができないところでiPhone用を購入する場合は特に、自分の端末に外部マイクの端子が接続できるかどうかをチェックしておくようにしましょう。
接続端子を確認せずに購入してしまうと、そのままの状態では使用できないなどのトラブルに繋がります。対処法としては、購入時に接続端子の種類が何かを調べておくことが大切です。
iPhoneなら、Lightning接続ならそのまま使用できますが、「3.5mmジャック」と記載されているものは直接接続して使用できません。この場合、変換プラグを別で購入する必要があります。
急にマイクが必要になるなどで急いで購入すると起こりやすいトラブルですので、気をつけて購入するようにしましょう。
iPhone動画撮影用の外部マイクを選ぶ際のポイント②マイクの指向性
撮影するシチュエーションが定まっている人がiPhone動画撮影用の外部マイクを購入する際は、マイクの指向性を気にする必要があります。マイクには「単一指向性」と「双指向性」があり、それぞれに得意なシチュエーションが違うからです。
「単一指向性」
一方向に集音性があり、前方方向の音に集中して録音してくれます。そのため、演奏動画やvlogを一人で撮影したい人におすすめです。
「双指向性」
前方と後方に集音性があり、二方向の音に集中して録音してくれます。そのため、インタビューや集団での録音に効果的です。
それぞれのシュチュエーションに合った指向性を選ぶようにしましょう。
iPhone動画撮影用の外部マイクを選ぶ際のポイント③録音方式
動画撮影するシチュエーションが明確な人が外部マイクを選ぶ際は、録音方式にも注目すると選択の幅が広がります。録音方式には「モノラル入力」と「ステレオ入力」の2種類あり、再生した時の聴こえ方が異なるからです。
「モノラル入力」は、左右のスピーカーやヘッドホンから同じ音が出るように録音します。
再生する時にスピーカーが一つしかいらないため、汎用性に優れているのが特徴です。一方で「ステレオ入力」は左右のスピーカーやヘッドホンから違う音が出ます。臨場感が生まれるので、音楽の録音に向いています。
iPhone動画撮影用の外部マイクを選ぶ際のポイント④付属品
他のiPhone用の撮影機材を持っていない人がインターネットの販売サイトで外部マイクを選ぶ際は、ウィンドスクリーンや三脚などの付属品が付いているものを選ぶのもポイントです。
セット販売されている外部マイクだと、iPhoneで動画撮影をする際に必要な付属品を安くで手に入れることができます。
当記事ではウィンドスクリーンや三脚がセットになっているiPhone動画撮影用外部マイクも紹介しているので、是非参考にしてください。
【予算~5千】iPhone動画撮影用の外部マイクおすすめ3選
予算5千円までで購入できるiPhone動画撮影用の外部マイクでも、性能は悪くありません。予算5千円までのiPhone用の外部マイクのおすすめを3つ紹介します。
Ulanzi VM-Q1 ビデオマイク
vlog用商品を専門に販売しているUlanziが出品している単一指向性のiPhone動画撮影用外部マイクです。プラグは3.5mm TRSおよびTRRSコネクタで、iPhoneだけでなくカメラやGoProなどにも接続できます。
PIXEL XPS554 ラベリアマイク
AppleからMFI認定を受けているため、コネクタを接続するだけで使用できる全方位性ピンマイクです。全方位性なので、360°の音を集音します。ケーブルはLightningケーブルなので、iPhoneで使用する際は変換コネクタ等は必要ありません。
WindTour LJM001
iPhone専用の全方位性ワイヤレスピンマイクです。Bluethoothや専用アプリが必要なく、受信機から20mの範囲であれば録音することができます。受信機はLightning接続なので、iPhoneなら変換機等の必要はありません。
【予算5千~1万】iPhone動画撮影用の外部マイクおすすめ4選
予算5千円〜1万円は、有名メーカーのiPhone動画撮影用の外部マイクが買えるようになる価格帯です。予算5千~1万のiPhone動画撮影用の外部マイクのおすすめを4つ紹介します。
IDiskk iPhone ワイヤレスマイク
受信機をLightning接続でiPhoneに繋げるだけで使用することができるワイヤレスピンマイクです。アプリのダウンロードなど難しい設定がない、有難い仕様になっています。それでいて、高品質なステレオサウンドを録音することが可能です。
RODE 超小型外付けコンデンサーマイク
正面の集音に優れた単一指向性のコンデンサマイクです。入力方式はモノラルで、3.5mmジャックでiPhoneと接続することができます。3.5mmジャックからlightningに変換する変換端子が別に必要ですのでご注意ください。
ComicaCVM-VM10-K2 スマートフォンマイク機材セット
マイクを専門に製造している会社COMICAから発売されている単一指向性モノラルマイクです。3.5mmジャックなので、iPhoneに接続する際は別で変換端子を用意する必要があります。三脚やウィンドスクリーンがセットで付いてきてお得です。
7RYMS MinBo M2 外付けビデオマイク
録音機材や撮影機材などを販売している7RYMSが出品している外部マイクです。モードの切り替えができ、単一指向性と、双指向性を自由に変更することができます。3.5mmジャックなので、iPhoneに接続する際は別で変換端子を用意する必要があります。
【予算1万~】iPhone動画撮影用の外部マイクおすすめ2選
予算1万円から上になると、ステレオ入力で臨場感のある録音が可能になります。予算1万円〜のiPhone動画撮影用の外部マイクのおすすめを2つ紹介します。
ZOOM MSステレオマイクロフォン
ZOOMから発売されている、ステレオマイクロフォンです。もちろん入力はステレオで臨場感溢れる音を録音することができます。本体からLightning端子が直接出ているため、本体をiPhoneに直接さして使用します。
SHURE MV88
SUREから発売されているステレオマイクロフォンです。接続はLightningでMFI認定されているため、難しい設定はなくiPhoneに直接接続してすぐに使用できます。モバイル・レコーディング・アプリからマイクの細かい設定ができる優れものです。
iPhoneでの動画撮影は外部マイクを付けましょう!
当記事では、屋内、屋外に関わらずiPhoneで演奏動画、インタビュー、vlogを撮りたい人にiPhone用の外部マイクは欠かせないという話をしました。
iPhone用の外部マイクは方向性を指定することができます。インタビューや集団で動画を撮りたいなら双方向性のものを、演奏や自分の声を録音したいなら単一方向性のものを選ぶといいです。あなたの録画シチュエーションに合わせて選ぶようにしましょう。
また、iPhone用の外部マイクをつけると環境音に左右されにくいです。ウィンドスクリーンを装着すると、屋外でも風の音によるノイズを防ぐことができます。
iPhoneで動画撮影をしたいと考えている人はぜひ参考にしてみてください!
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