Lightroomでは写真の管理から編集まで様々な作業を行うことができます。そうした作業を効率化できるように、Lightroomではショートカットキーが設定されています。
【重要】これだけは覚えておこう!Lightroomの頻出ショートカット7選
記載されているショートカットキーはWindowsに対応したものです。
Mac OSを利用されている場合は、「Ctrl」→「⌘」、「Alt」→「Option」と読み替えてください。
頻出ショートカット①|Lightroomへの写真の取り込み
Lightroomに写真を取り込むときには、「Ctrl + Shift + I」のショートカットキーが使えます。
Lightroomを起動して一番最初に行う作業ですので、確実に抑えておきましょう。
頻出ショートカット②|写真の全体表示
取り込んだ写真を一括で確認したい場合には、「G」と押すことで写真が全体表示されます。
後述する採用フラグやレーティングも一括で表示してくれるので、写真管理に役立ちます。
頻出ショートカット③|写真の個別表示
全体画面から現像したい写真を選んだときは、「D」と押すと個別に現像を行う画面に切り替えることができます。
また、「→」もしくは「←」のキーを押すことで、現像したい写真を他のものに切り替えることもできます。
頻出ショートカット④|現像パネルの表示
写真の編集を行うLightroomの各機能にはそれぞれショートカットが設定されています。
彩度や露光量の設定など、特によく用いる編集用のパネルは「E」を押すと開きます。
頻出ショートカット⑤|書き出し
現像した写真を書き出すときには、「Shift + E」のショートカットキーが使えます。
複数の写真を書き出したい場合には、「Ctrl」または「Shift」キーを押しながら写真をクリックすることで写真をまとめて選択してから書き出すことができます。
頻出ショートカット⑥|レーティング
写真のお気に入り度を示すレーティングの値(☆の数)は、「0~5」の数字キーで付けられます。
上部の検索バーからレーティングの値を指定して、Lightroom上で表示する写真を絞ることもできます。
頻出ショートカット⑦|採用・除外フラグ
Lightroomで写真を管理する際によく用いるショートカットキーです。
採用フラグを立てる:Z
除外フラグを立てる:X
フラグ取り消し:U
こちらも検索バーからフラグの有無を指定して、Lightroom上で表示する写真を絞ることができます。
Lightroomのショートカット|現像
現像操作のショートカット|現像設定のコピー・ペースト
Lightroomですでに他の写真で用いた現像設定を他の写真にも適用したい場合には、以下のショートカットキーが役に立ちます。
ペースト:Ctrl + V
Shiftキーも同時に押すと、維持したい現像設定を指定することもできます。
現像操作のショートカット|現像設定の微調整
調整したい項目にカーソルを合わせてから「↑」または「↓」のキーを押すことで値を調整できます。
Altキーを合わせて押すと、より細かく調整することもできます。
現像前の画像と比較したい場合には「\(バックスラッシュ)」を使うと効果的です。
現像操作のショートカット|操作のやり直し
Lightroomでの編集作業を取り消したい、または取り消した作業を元に戻したい場合には、以下のショートカットキーを使うことができます。
1つ前の作業に戻る:Ctrl + Z
1つ先の作業に戻る:Ctrl + Shift + Z
また、現像の設定を初期状態に戻したい場合には、「Shift + R」と押すことで戻すことができます。
現像操作のショートカット|写真の拡大・回転
写真を拡大させたり、回転させたりしたいときに使えるショートカットキーです。
拡大:Ctrl + .(コンマ)
縮小:Ctrl + -(ハイフン)
左へ90度回転:Ctrl + [
右へ90度回転:Ctrl + ]
また、スペースキーを押すと、拡大や縮小した写真の倍率を全体表示に戻すことができます。
現像操作のショートカット|プロファイル・プリセット
Lightroomには、写真にフィルターをかける「プロファイル」や「プリセット」という機能も備わっています。
プロファイル:Shift + B
プリセット:Shift + P
自分で最初から現像を行うのではなく、ある程度決まった設定から調整を加えたい場合にはこのショートカットキーが便利です。
Lightroomのショートカット|写真管理
写真管理のショートカット|ライブラリモジュールの切り替え
Lightroomでは、写真を管理するライブラリモジュールと呼ばれる画面が2パターン用意されています。
それぞれ「写真グリッド」、「正方形グリッド」と名前がついていますが、どちらも「G」を押すことで切り替えができます。
正方形グリッドでは、採用・除外フラグやレーティングも合わせて表示してくれます。
使い方に合わせて手軽に表示方法を変えることができるので、非常に便利なショートカットキーです。
写真管理のショートカット|キーワードの設定
写真を表すキーワードを設定したいときには、「K」を押すことでキーワードの入力パネルが表示されます。
写真が大量にあるときにはキーワードから検索をかけて探すことができるので、使えると役立つショートカットキーです。
写真管理のショートカット|写真情報の設定
Lightroomでは、写真のタイトルや撮影日時、場所を入力することもできます。
こうした情報を入力するパネルのショートカットキーは「I」となっており、こちらもキーワードと同様に検索をかけて写真を探すことができます。
写真管理のショートカット|フラグなどによる写真の検索
Lightroomで写真に設定した採用フラグやキーワードから画面に表示したい写真を限定するときには、「Ctrl + F」が役に立ちます。
このショートカットキーを押すことで検索設定が表示され、必要な写真だけを選ぶことができます。
検索バーの横にあるマークをクリックすると、検索バーの下にメニューバーが表示されるので、写真に付けたフラグやキーワードの一覧から探すこともできます。
Lightroomのショートカット|その他
その他のショートカット|写真パネルの表示
Lightroomに取り込んだ写真はパネル上で管理することもできます。
「P」を押すと写真パネルが表示され、撮影日で写真が分類されていたり、アルバムを作ったりすることができます。
アルバムの作成にはショートカットがありませんが、写真の管理や共有に役立ちます。
その他のショートカット|全画面表示
Lightroomの画面を全画面表示にしたい場合には、「F11」キーを押すと切り替えることができます。
メニューバーは使えなくなりますが、ショートカットを覚えておけば写真を大きく見やすくすることができます。
その他のショートカット|Adobe Photoshopで編集
Lightroomで現像した写真は、同じAdobe社製のPhotoshopを使って編集することもできます。
LightroomからPhotoshopを起動するには、「Ctrl + Shift + E」のショートカットが使えます。
Photoshopではテキストの入力やマスクなどLightroomには搭載されていない機能もあるので、合わせて使えるようになると便利です。
その他のショートカット|Lightroomでの作業終了
Lightroomの画面を閉じたい場合にもショートカットが使えます。
「Ctrl + Q」と押すことで、Lightroomでの作業を終了することができます。
その他のショートカット|ショートカットキー使用上の注意
ショートカットキーは便利ですが、キーボードの設定が「半角英数入力」になっていないと機能しません。
うまく使えないときはキーボードの設定を確認してみましょう。
ショートカットキーを使って、Lightroomをマスターしよう!
今回はLightroom(ライトルーム)で使えるショートカットキーをご紹介しました。
Lightroomで設定されているショートカットキーは、単語の頭文字を取ったアルファベット1文字だけといったものも多く、覚えやすくなっています。
よく使うことの多いショートカットキーを覚えて、作業を効率化させましょう!