オリンパスの一眼カメラが動画撮影に向かない理由とは?

オリンパスの一眼カメラといえば、オシャレでコンパクトなPENシリーズや、プロ用カメラなのに非常に小型軽量なOM-Dシリーズで有名です。特にコンパクトなPENシリーズは女性にも大人気で、ファッションの一部として持ち出してスナップ撮影を楽しんでいる方もよく見かけます。

そんなオリンパスの一眼カメラを使って、動画で思い出を残したいと思った時、実は少し注意する所があります。もちろん動画撮影自体は可能なのですが、どういう点に気をつける必要があるか、ご紹介したいと思います。

オリンパスの一眼カメラの特徴は?

まずは簡単にオリンパスの一眼カメラの特徴をご紹介。他には無い魅力や機能もあり、決して良くないカメラという訳ではありません。

オリンパスの一眼カメラの特徴1:カメラが小型軽量!

オリンパスの一眼カメラはPENシリーズ・OM-Dシリーズ共にとにかく小型軽量です。

ミラーレス一眼である事はもちろん、「マイクロフォーサーズ」という小型センサーを搭載している為、その分本体やレンズも小型なのが何よりの特徴です。

大きくて重たいカメラは持ち運ぶだけでも大変なので、どこにでも持っていける小型一眼カメラというのは何よりも魅力です!

オリンパスの一眼カメラの特徴2:カメラのデザインがオシャレ!

フィルムカメラ時代から脈々と受け継がれるPENシリーズのカメラは、当時からオシャレなデザインが人気のカメラでした。

現代のPENシリーズもそんなオシャレなデザインを引き継いでいて、ストラップやケースをカスタマイズしてファッション感覚で持ち歩く女性も非常に多いカメラです。

もちろんOM-Dシリーズからもクラシカルなデザインのカメラは出ており、オリンパスはボディデザインに強いこだわりを持つメーカーだと言えます!

オリンパスの一眼カメラの特徴3:レンズの種類が豊富

通常一眼カメラのレンズは同じメーカーのものしか使えませんが、オリンパスの場合同じ「マイクロフォーサーズ」センサーを搭載しているパナソニックのGシリーズ用レンズや、サードパーティ製の豊富なレンズを使う事が出来ます。もちろんPENシリーズとOM-Dシリーズでも同じレンズが使えます。

レンズの種類が豊富な程、撮影の自由度は広がります。特にマイクロフォーサーズのレンズは小型なので、持ち出しやすいというのも魅力です。

オリンパスの一眼カメラの特徴4:手ブレ補正が半端ない

オリンパスの一眼カメラは、小型なPENシリーズにまでボディ内手ブレ補正が搭載されています。

OM-Dシリーズの中には他社の大型フルサイズ一眼カメラにも匹敵する程強力な手ブレ補正機能を持ってる機種もあり、手持ちでの撮影が得意なのが特徴です。

レンズ側に手ブレ補正が無いサードパーティ製のレンズは多いので、強力なボディ内手ブレ補正はとても便利な機能です。

オリンパスの一眼カメラが動画撮影に向かない理由とは

レンズも豊富でボディ内手ブレ補正も搭載、その上小型でデザインもオシャレとなると、オリンパスのカメラを選ばない理由が無い様に思われます。

もちろんそれも間違ってはいないのですが、動画を撮影する事を念頭に入れた時に、いくつか気になる所があります。ここではそんな気になる点をご紹介します。

動画撮影に向かない理由1:暗い所の撮影が苦手

小型なマイクロフォーサーズセンサーが苦手としているのが、暗い所での撮影です。一般的にセンサーサイズが小さいと、取り込める光が少なくなるので暗所性能が下がります。

写真撮影の場合は、シャッタースピードを下げて強力な手ブレ補正を活かす事で対応可能です。

ところが動画撮影の場合シャッタースピードを自由に変更する事が出来ない為、やはりセンサーサイズが小さいカメラは不利になります。

動画撮影に向かない理由2:背景ボケが少ない

これもサイズが小さいマイクロフォーサーズセンサーの特徴ですが、より大きなセンサーのカメラと比較すると背景ボケの量が少なくなります。

背景ボケがしっかり出るとピントが合っている主役が更に引き立ち、より印象的な動画・写真撮影が可能になりますので、ちょっとここは気になります。

F値が低くて明るいレンズを使うとある程度解決は出来ますが、レンズの種類が限られてしまうのと、何よりレンズが高額になりがちです。

動画撮影に向かない理由3:最上位機種でも4K60p非対応

せっかく動画で思い出を残すなら、より高画質な4K動画で残したいですよね。

オリンパスの一眼カメラも4K動画撮影にはもちろん対応していますが、より映像が滑らかになる「4K60p」の撮影には、残念ながらOM-Dシリーズの最上位機種でも対応していません。

YouTubeでも4K60pの動画は主流になりつつあり、他社のカメラでは8K動画まで撮影可能なものまで出てきています。高画質で滑らかな動画を撮影したいと考えてるなら、ちょっと考え直す必要がありますね。

動画撮影に向かない理由4:あまり「動画撮影」には力を入れていない?

ここまでオリンパスの一眼カメラが動画撮影に向いていない理由を説明してきて察しが付くかもですが、そもそもオリンパスの一眼カメラは動画撮影にそこまで力を入れていない様にも感じます。

そこには同じマイクロフォーサーズの一眼カメラであるパナソニックのLUMIXシリーズが、動画撮影に特化している事の影響があります。

上位機種の中には動画撮影も意識したものも出てきましたが、LUMIXとの差別化を考えると主戦場を写真撮影にしているのも理解できますね。

オリンパスの一眼カメラで動画撮影をするならこれ!

動画撮影に向いていないとはいえ、オリンパスのカメラも動画も4K30pまでなら動画の撮影そのものは可能です。小型軽量なボディを持ち歩き、お気に入りの瞬間を動画で収めようと思った時に向いているオリンパスのカメラを、ここでは4つご紹介します。

PEN E-P7

オリンパスを代表するPENシリーズの最新ミラーレス一眼カメラが、PEN E-P7です。フィルムカメラ時代に大人気だったPEN Fのデザインに近い、クラシカルでシンプルなデザインが女性を中心に人気を集めています。

ボディ内手ブレ補正を搭載し、背面液晶が前を向く仕組みもある為、手持ちでの自撮り撮影も簡単に出来ます。

 

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OM-D E-M10 Mark IV

先程のPEN E-P7より一回り大きいですが、ファインダーも付いてボディ内手ブレ補正もより高いものが搭載されているのが、OM-D E-M10 Mark IVです。やはり小型軽量でクラシカルなデザインが人気な1台で、背面液晶を前に向けての自撮り撮影も可能です。

お手軽さを残しながらも本格的な写真・動画撮影を楽しみたい方におすすめです。

 

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OM-D E-M1 Mark III

OM-D E-M1 Mark IIIはプロの現場でも活躍するミラーレス一眼カメラありながら、マイクロフォーサーズ故の小型軽量を実現した機種です。動画撮影に便利なバリアングル液晶も搭載し、強力な手ブレ補正と合わせて手持ちでも容易に動画撮影を行う事が出来ます。

プロも納得の一眼カメラがこのサイズに収まっているのは、マイクロフォーサーズ最大の強みですね。

 

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OM-D E-M1X

OM-D E-M1Xは「縦グリップ一体型」という、多くの人にはあまり見慣れない形をしているかと思いますが、プロカメラマン向けに縦でも横でも写真が撮りやすい形をしています。

基本は横で撮る動画撮影ではその恩恵をあまり受けられませんが、縦グリップの中に入った大型バッテリーのおかげで長時間の撮影にも対応できます。またOM-D E-M1 Mark III同様、バリアングル液晶・強力なボディ内手ブレ補正ももちろん搭載しています

 

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動画撮影ならオリンパス以外のカメラメーカーも検討してみましょう!

オシャレなデザインで小型軽量、毎日持ち歩いスナップ撮影をするのにオリンパスの一眼カメラは非常におすすめです。一方で写真のついでに動画も撮っておきたいと言うのであれば別ですが、動画撮影をメインに考えるのであれば、一度他のカメラメーカーも検討してみてはいかがでしょうか。

特に同じマイクロフォーサーズのPanasonicやVLog撮影に特化したカメラを持つSONY等は、これから一眼カメラで動画撮影したい方にもおすすめです。