動画撮影に照明は必須?照明の効果・選び方・おすすめを紹介!

室内などで動画撮影をしていて「思ったよりも暗いな」と感じたことはありますか?そんなときは照明の出番です。照明を上手く使いこなせば、ワンランク上の動画を撮影することができます。

今回は照明の購入を検討されている方向けに、照明の選び方とおすすめ製品を紹介します。動画のクオリティを上げるヒントになるので、まずはご一読を!

動画撮影で照明を使用した時の効果は?

まずは照明を使うことで得られる効果について解説します。

室内でも明るく撮影できる

照明を使うと、時間や場所を問わず明るい状態で撮影できます。

特に初心者は、室内での撮影でのライティングに苦労することが多いです。室内は自然光を取り入れにくく、思ったような明るさを出せないことがあります。実際は明るく見えても、カメラ越しで見ると「暗いな」と感じたことがある方も多いでしょう。

そんなときでも、照明を使えば思ったように明るさを調整できます。その結果、室内でも明るい動画を撮影できます。

カメラのISO感度を高画質に設定できる

照明を使って明るくすることで、カメラのISO感度を下げて高画質に設定することができます。

ISO感度を上げると動画のの明るさは上がりますが、ノイズの多い映像となってしまいます。特に初心者は「カメラを設定すればいい」と勘違いして、ISO感度を上げがちです。そして「思ったより粗いな」と、不満の残る撮影になることが多いです。

高画質の動画を撮影するためにも、照明は重要なアイテムです。

動画撮影に必要な照明の選び方は?

動画撮影用の照明の選び方6つ紹介します。どんな照明が欲しいか、意識しながら読み進めてください。

照明の選び方①種類

照明には白熱球・蛍光灯・LEDライト3種類があります。それぞれの特徴は以下の通りです。

白熱球

・一般家庭でもよく使用されている
・価格が安い
・寿命が短い
・発熱しやすい
・明かりの色がオレンジや赤に近いため、人肌を演出するのにおすすめ

蛍光灯

・撮影では棒状のものではなく、電球型のものが使われる
・値段が安い
・発熱がない
・寿命が長い
・フリッカー現象(動画がカチカチする現象)が現れることがある

LEDライト

・発熱がない
・寿命が長い
・価格は高かったが、ここ数年でかなり安くなった

ここ数年の動画撮影で主流なのはLEDライトです。LEDライトは白熱球や蛍光灯に比べて寿命が長く、電気代も抑えられます。つまり、経済的でエコなのです。また、製品によっては明るさや色温度も調整できるため、カラフルなライティングも可能です。

照明の選び方②光源の面積と形状

被写体を照らすうえで重要なのが光源の面積形状です。光源の面積が広ければ被写体全体を、小さければスポット的なライティングができます。また、配信や自撮りなどで顔全体を強調したい場合はリング型を、スポット的に強調したければスティック型など、使用場面を想定した形も意識しましょう。

照明の選び方③消費電力

W(ワット)で示される消費電力も、照明を選ぶポイントです。ワット数が大きいほど照明も明るくなりますが、バッテリーの減りも早くなります。そのため、ワット数の大きな照明を使う場合は、コンセントにつないで使用する、予備のバッテリーを準備しておくなどしましょう。長時間の撮影を想定する場合は特に重要な項目です。

照明の選び方④明るさ

大前提ですが、照明の明るさも重要です。明るさは「ルーメン」「Lux(ルクス)」という単位で示されます。室内で使う、夜の撮影で使うなど、用途に合わせて選びましょう。

照明の選び方⑤静音性

照明をつけると冷却音が鳴り、動画に入ってしまうことがあります。光源が熱を持つため、冷却用のファンで温度が上がらないようにしているのです。そのため、照明を選ぶときは静音性も確認しておきましょう。特に大型の照明を希望されている方は注意が必要です。小型の照明に比べ、大型の照明は冷却ファンを搭載していることが多いからです。必ず仕様やレビューを確認しておきましょう。

照明の選び方⑥演色評価数(CRI)

演色評価数(CRI)とは、被写体の色がどれだけ正確に再現されているかを示す数値です。1~100で表され、100に近いほど正確な色を表現しているとされています。照明を選ぶ目安として、CRIが92以上のものを選ぶといいでしょう。

動画撮影におすすめの照明を紹介!

ここからは、動画撮影におすすめの照明を5つ紹介します。さまざまな形状のものを選びました。使用目的を考えながら、気になる製品を探してみてください。

軽量でノートPCに取り付けられる「Kimwood ミニ型 LEDライト」

ライブ配信や卓上撮影などにおすすめの小型LEDライト。重さわずか50gと軽量で、リング型なので顔全体を明るく照らします。グリップ式でノートPCやタブレットに固定できるほか、テーブルの上に自立させることもできます。さらに6段階の明るさ調整と、360°回転できる点も魅力。小回りの利く仕様なので、さまざまな場面で活躍するでしょう。Amazonのレビューでは「軽いので、ノートPCに固定しても画面がグラグラせず、明るさも十分」という声が多くありました。小型で使い勝手の良い照明を探している方はチェックしてみてください。

広範囲を照らせる「Neewer 2パック LEDビデオライト」

大型の照明で、被写体全体を照らしたい方におすすめです。コンセントにつないで使用するタイプなので、長時間の撮影でも安心です。また、別売りのバッテリーを使えばコンセントがない場所でも使用できます。色温度や明るさも設定できるため、幅広いライティングも可能。スタジオ撮影にもおすすめです。

屋外撮影にもおすすめの「JINBEI EFII-60W 60Ws LEDビデオライト」

室内だけでなく、屋外での使用も検討されている方にはJINBEIの照明がおすすめ。軽量で持ち運びしやすいだけでなく、耐久性にも優れています。背面に付いている液晶モニターで、出力設定や色温度を視認できるのもポイント。オプションで遠隔で調光操作できるリモコンも付けられるので、1人での撮影にもおすすめです。

カメラやスマホに装着できる「Ulanzi 49led 撮影用ライト」

一眼レフカメラやスマートフォンに装着するタイプの照明を探している方におすすめ。小型の照明ですが、複数個連結することができるのがポイントです。1個だと明るさが足りないと感じたら、何個か組み合わせて補ってみてください。価格は2,500円前後なので、あらかじめ複数個購入しておくのがおすすめです。充電式なのでバッテリー切れには注意が必要ですが、給電しながらの使用も可能。使用するときにはモバイルバッテリーも準備しておきましょう。Amazonのレビューでは、GoPro撮影で活躍しているという声もあります。

専用ケースで持ち運びやすい「YINGNUOST RGB LEDビデオライト」

スマートフォンのような形状と専用のケースにより、持ち運び性能に特化した照明です。色温度の広さが魅力で、2500Kの暖色から9900Kの寒色まで対応。さまざまな色表現が可能です。また、カメラや三脚、ライトスタンドなど、さまざまなアクセサリーに装着できる点もポイント。バッテリー残量を液晶画面でチェックできる点も魅力です。Amazonのレビューでは、色温度の広さやコンパクトさを評価する声が多くありました。サッと取り出して使いたい方はチェックしておきましょう。

YINGNUOST RGB LEDビデオライト 撮影用ライト rgbライト: 2500K-9900K 無段階調光 360°フルカラー 21種照明効果 照明 撮影ライト 小型 軽量 超薄型 持ち運び便利 ビデオライト Type-c充電 4000mAh モバイルバッテリーとして使用可能 商品撮影/ビデオ撮影/YouTube/Tiktok/生放送/自撮り などに適用 日本語説明書付き
YingnuoST

照明を使って綺麗な動画を撮影しましょう!

動画撮影用の照明の選び方と、おすすめの製品について紹介しました。気になる照明は見つかったでしょうか?照明を効果的に使うことで被写体をより印象的に表現でき、動画のクオリティを上げることができます。ぜひ撮影に取り入れて、ワンランク上の動画を目指してくださいね。