Photoshop|レイヤー画像のサイズ変更(拡大・縮小)の方法を解説!

Photoshopのレイヤーを使いやすくするコツの一つは、作業ごとにレイヤーを分けること。その分け方は自分の作業が進みやすいように調整するもので、多少の慣れが必要です。

次第にPhotoshopのレイヤーを使いこなせるようになると、レイヤーごとのオブジェクトをサイズ変更や変形でき、とても便利になります。

ここでは特にレイヤー画像をきれいにサイズ変更して拡大・縮小する方法を分かりやすくまとめました。

【レイヤーのサイズ変更】と【カンバスサイズの変更】の違いは?

まずはレイヤーサイズカンバスサイズの違いを知ることから始めましょう。

Photoshopのカンバスサイズは元になる画像のサイズ


Photoshopで画像を作成・加工する方法は2通りあり、

一つ目は「何もない新規ファイルを作成する方法」

二つ目は「画像を開いてファイルを作成する方法」です。

画像加工が目的であれば後者の方が効率が良いですが、加工後の画像のサイズが決まっている場合は前者の方法を使用してから画像を配置しても良いですね。

「何もない新規ファイルを作成する方法」のカンバスサイズとは、新規ファイル作成時に自分で指定するものです。新規ファイルを作成時に図の部分に入力した数値がカンバスサイズになります。⬇︎

「画像を開いてファイルを作成する方法」では、その画像自体のサイズがカンバスサイズになります。

現在開いている画像のカンバスサイズの数値確認


画像から新規ファイルを作成した場合、カンバスサイズが分からないということもありますよね?ここではカンバスサイズの確認方法をお伝えしましょう。

まず、この画像のカンバスサイズが知りたいとします。⬇︎

Photoshopのメニューバーから[イメージ]-[カンバスサイズ]を選びます。⬇︎

カンバスサイズの設定画面が開きました。

⬆︎この数値を確認すれば、画像が1500×800pixelであることが分かりましたね。

カンバスサイズの確認のショートカットキーは[option]+[command]+[C]ですので、よく使うようならショートカットキーを覚えましょう。

Photoshopのカンバスのサイズ変更し拡大・縮小する


先ほどの画面を開くと、カンバスのサイズ確認だけでなくサイズ変更も可能です。

たとえばこの画像のカンバスサイズを拡大してみましょう。

⬆︎横を1500pixel→2000pixel、縦を800pixel→1000pixelに変更してみます。

⬆︎カンバスサイズが元の画像よりも大きくなってしまったので、背景には背景色に指定していた白が入りました。

次にカンバスサイズを縮小してみます。

⬆︎横を1500pixel→300pixel、縦を800pixel→300pixelの数値に変更してみます。

⬆︎元の画像サイズである1500×800pixelよりもカンバスサイズが縮小されたため、画像の一部が切り取られて指定した300×300pixelのサイズになりました。

Photoshopのレイヤーサイズは特に指定されているものではない


Photoshopではカンバスを作成後にレイヤーが作られるため、レイヤーサイズはカンバスサイズに合わせたものになります。

POINT
レイヤーサイズは拡大・縮小が自由なので、カンバスと同じサイズである=特にサイズが定められているわけではないと考えても良いでしょう。

レイヤーのサイズ変更ではレイヤーのみ拡大・縮小される


カンバスサイズの変更について説明しましたが、レイヤーをサイズ変更するということは画像のような状態です。⬇︎

レイヤーのサイズ変更とはカンバスサイズのように画像全体のサイズではなく、画像の中にある一部のレイヤーを拡大・縮小するということです。

これを見れば、レイヤーのサイズ変更とカンバスのサイズ変更は全く違った意味であると分かりましたね。

レイヤーのサイズ変更してもカンバスサイズに影響は全くありません。

画像のように、レイヤーの図形を拡大してカンバスサイズからはみ出したとしても、カンバスサイズに変わりはないのです。

Photoshop|レイヤーのサイズ変更の手順

それでは、Photoshopのレイヤーサイズとカンバスサイズの違いを理解したところで、実際にレイヤーのサイズ変更を行ってみましょう。

この方法を覚えてしまえば、オブジェクトごとに自由変形をするのと違い、レイヤーごとのサイズ変更が簡単にできるようになりますし、同じ方法で回転やゆがみの加工もできるようになります。

レイヤーのサイズ変更①|レイヤーの分割


まずはPhotoshopで画像を作成する時に、細かくレイヤーを分けましょう。

いくつものオブジェクトを同じレイヤーに配置してしまうと、重なりやレイヤーごとの非表示・表示がしにくくなります。

どこまで細かくレイヤーを小分けするかは、自分が作業しやすいように好きに決めるものですが、オブジェクトごと・部位ごとにレイヤーを分割する方が多いようです。

ここではこのファイルを使用して説明します。⬇︎

⬆︎今後の作業が説明しやすいようにレイヤーは3つに分かれており、レイヤー1に赤い四角、レイヤー2に青い四角、レイヤー3には黄色と黒の2つの円を作成いたしました。

レイヤーのサイズ変更②|レイヤーを拡大・縮小をする


サイズ変更したいレイヤーを選択した状態でPhotoshopのツールバーから[編集]-[変形]を選択し、[拡大・縮小]を選んでください。⬇︎

レイヤー1にある赤い四角が拡大・縮小できるようになりました。⬇︎

このメニューではレイヤーサイズ以外にも[ゆがみ][回転][自由な形に]などなどさまざまな調整ができるようになっています。

レイヤーのサイズ変更④|縦横の比率を固定しないサイズ変更


Photoshopでサイズ変更する時には初期設定の状態で画像の縦横の比率が固定されています。

縦横比を固定せずに自由な変形がしたい場合は比率の固定解除をしましょう。

Photoshopのメニューバーの下にある画像の部分が比率の固定がされているマークです。ここをクリックすれば自由変更が可能になります。⬇︎

このように、自由に比率を動かせるようになりました。⬇︎

また、それ以外にも[shift]キーを押しながら拡大・縮小をするだけでも縦横比が固定されなくなります。

レイヤーのサイズ変更⑤|レイヤー内の画像は一括できれいに変形可能


同じレイヤーに複数のオブジェクトがある場合は、レイヤーの拡大・縮小を行うことで一括して変形ができます。⬇︎

こちらのレイヤー3には2つの丸の画像が作成されていますので、レイヤー3を選択をすれば一度にレイヤー内の画像がきれいにサイズ変更できますね。

レイヤーのサイズ変更⑥|複数レイヤーを一括で拡大・縮小可能


レイヤーでサイズ変更をするメリットとして、複数のレイヤーを選択肢て一括変形も可能なことが挙げられます。⬇︎

このようにレイヤーを複数選択した状態のままレイヤーのサイズ変更をすれば、選択されたレイヤー内のオブジェクトを全て一括して変形できるのです。

Photoshop|レイヤーのサイズ変更における注意点

レイヤーをきれいにサイズ変更する時に注意するべき点についてまとめました。

作業が上手くいかないのであれば、参考にしてくださいね。

背景レイヤーはサイズ変更できない


レイヤーを背景レイヤーに設定してある場合には画像のようにサイズ変更が一切できません。

拡大・縮小がしたいのであれば、背景を通常レイヤーに変更してから実施してください。⬇︎

レイヤーがロックされている状態ではサイズ変更できない


背景レイヤーと同様に、レイヤーにロックがされている状態の場合はサイズ変更もできいません。

拡大・縮小をしたいのであればレイヤーのロックを外してください。⬇︎

Photoshopでのレイヤーのサイズ変更の方法を覚えよう!

フォトショップでレイヤーのサイズ変更をする方法をまとめました。特に複雑な画像を作成する場合には便利なテクニックですので、積極的に使用してください。

まずはレイヤー分割の癖をつけ、Photoshopの作業を効率的に進められるようになりましょう。

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