Panasonic (パナソニック)のビデオカメラは、リーズナブルかつ高性能な製品が数多く揃っており、SONY(ソニー)製品と並び高い販売シェアを誇っています。ビデオカメラを探す際に、この2社の製品を中心に比較検討したいと考える人は多いのではないでしょうか。
今回は、Panasonicのビデオカメラにスポットを当て、その特徴や選び方を解説し、トップシェアを争うSONY製品との比較や、口コミなども交えて、Panasonicのビデオカメラおすすめ11選をご紹介します!
Panasonicのビデオカメラの特徴は?
Panasonicのビデオカメラは、SONYなどの他社メーカーと比較しても、リーズナブルでコンパクトな製品が多く、それでいて画質や機能性にも優れているため、初心者からベテランまで幅広いユーザー層から人気があります。
「でも実際のところSONYと比べてどうなの?」と悩んでいる人のために、Panasonicのビデオカメラの特徴について、SONY製品との比較などを交えながら解説していきます!
Panasonicのビデオカメラの特徴①|リーズナブルな価格

Panasonicのビデオカメラは、初心者にも扱いやすいよう機能を厳選して絞ることで、リーズナブルな価格を実現しています。4K撮影可能な最新の機種でも、6万円台からのお手頃価格で購入可能で、SONYの4Kビデオカメラと比較してもかなり割安です!
あまりに多機能過ぎても、普通の人が全てを使いこなすのは難しいと思います。その点、Panasonicのビデオカメラは、普通の人が必要とする機能を全て搭載していながら、価格もリーズナブルなため、実用的でコスパが優れていると言えるでしょう。
Panasonicのビデオカメラの特徴②|圧倒的ズーム性能

Panasonicのビデオカメラは、SONY含め他社メーカーと比較してもトップクラスのズーム性能を誇ります。なかでも光学ズームは、フルHD画質で50倍の倍率まで可能で、20倍~30倍の倍率が多い他社の製品に比べると圧倒的です!
また、超解像技術を搭載したiA(インテリジェントオート)ズーム機能を使えば、 ハイビジョン画質を維持したまま90倍の倍率までズームが可能です。遠くからでも高精細な映像が撮れるのもPanasonicのビデオカメラの特徴です。
Panasonicのビデオカメラの特徴③|コンパクトで軽量

Panasonicのビデオカメラは、先述のとおり機能を厳選してコストを抑えた設計がされているため、コンパクトで軽量な機種が多いのも大きな特徴の1つです。そのため、長時間撮影する人や、女性には打ってつけのカメラが揃っていると言えます。
特に4Kビデオカメラで最軽量の『HC-VX990M』や、最新の『4K AIR』シリーズは、液晶モニター付きの4Kビデオカメラでありながら400g以下と非常に軽量で、SONYの液晶モニター付き4Kビデオカメラより100g以上も軽くなっています。高画質なのに持ち運びやすいのは嬉しいポイントですよね!
Panasonicのビデオカメラの特徴④|ワイプ撮影機能
Panasonicならではの機能『ワイプ撮影』ができる機種もあります。液晶モニターに付いた回転式のサブカメラを使用して、メインカメラとは別の映像を同時に撮影することが可能です。スマホのカメラを使用した『ワイヤレス ワイプ撮り』が可能な機種もあります。
この『ワイプ撮影』機能を使えば、撮影者の表情も同時に撮れるため、赤ちゃんを撮りながら微笑んでいる親の表情や、決定的瞬間を撮影してビックリしている顔なんかも撮れちゃいます。SONYや他社メーカーには無いPanasonicだけの特徴的な機能となっています!
Panasonicのビデオカメラの特徴⑤|保存しやすさ
Panasonicの4Kビデオカメラは、条件を満たしたSDカード(4K映像ならSDXCタイプのスピードクラス10)であれば、どのメーカーのSDカードでも4K映像を録画保存できる汎用性の高さが売りです。
一方でSONYの4Kビデオカメラは、使用できるSDカードを自社の製品で厳密に指定しており、そのカードも比較的高額なものが多いです。Panasonicならそのコストも節約できます!
さらに、Panasonicはブルーレイレコーダーのトップシェアメーカーでもあります。Panasonicのレコーダー『ディーガ』を持っている人であれば、PanasonicのビデオカメラをUSBで接続するだけで、映像をワンタッチで保存可能です。SDカードにもレコーダーにも保存しやすいのがPanasonicの特徴と言えます。
Panasonicのビデオカメラの選び方は?
「Panasonicのビデオカメラはリーズナブル」と言えど、決して安い買い物ではありません。カメラ選びに失敗しないためにも、使用用途や目的について慎重に考える必要があります。
しかし、目的がはっきりしていても「何を見て選べばいいのかよく分からない」という人もいると思います。ここでは、Panasonicのビデオカメラを選ぶ際に見るべきポイントについて解説していきます。
Panasonicのビデオカメラの選び方①|高画質で選ぶ

気軽なスマホのカメラとは違い、ビデオカメラで映像を撮りたいと考える人は、綺麗な映像を思い出として残しておきたいと考える人がほとんどだと思います。撮った映像を数年後に見返した時に、画質が悪いと少し残念な気持ちになりますよね。
Panasonicの4Kビデオカメラを選べば、美しい画質のまま撮影当時のことを思い出せるはずです。綺麗な映像を残しておきたい人や、クオリティの高い映像を撮影したい人は、高画質な4K撮影可能モデルから選びましょう!
Panasonicのビデオカメラの選び方②|持ち運びやすさで選ぶ

家庭用ビデオカメラ選びにおいて、持ち運びやすさは大きなポイントです。Panasonicのビデオカメラはコンパクトで軽量なのが特徴の1つですが、フルHD画質のハンディカムであれば、4Kの軽量モデルよりも100g以上軽い200g台の機種もあります。
たかが100gされど100gです。運動会などで長時間撮影する際に、腕の疲れなどが全然違います。長時間撮影するけど画質はあまり気にしないという人は、これらのモデルも選択肢に入れると良いでしょう。画質と持ち運びやすさを両立させたい人は、『HC-VX990M』や『4K AIR』シリーズがおすすめです!
Panasonicのビデオカメラの選び方③|撮影機能で選ぶ
Panasonicのビデオカメラにはバラエティに富んだ撮影機能がいくつも存在します。そのため、このカメラにはどんな撮影機能があるのか、自分はどんなシーンを撮りたいのかを、事前に知っておくことが重要です。
撮影者のリアクションを同時撮影したいなら『ワイプ撮影』機能搭載モデル一択ですし、走っている子供の表情を綺麗に映したいなら高精度なオートフォーカス技術『4KハイプレシジョンAF』機能搭載モデルを選ぶと良いでしょう。
目的やシーンに合わせて自分とマッチする撮影機能を見つけることは、失敗しないビデオカメラ選びのポイントの1つです!
Panasonicのビデオカメラの選び方④|本体編集機能で選ぶ
Panasonicの4Kビデオカメラには『あとから補正』と呼ばれる本体編集機能が搭載されています。この機能を使えば、撮影した映像をあとから手ブレ補正したり、あとからズームしたり、あとから画角を変更したりと、撮影後に本体で編集・加工ができるのです。
まだカメラの操作に慣れていない初心者の人や、撮影に自信がない人などは、この『あとから補正』機能を搭載しているモデルを選べば、失敗を恐れることなく気ままに撮影ができるのでおすすめです!
Panasonicのビデオカメラおすすめ11選|口コミも紹介
それでは、Panasonicのビデオカメラおすすめ11選を口コミも交えてご紹介します!内訳は4Kが8機種、フルHDが3機種になります!
【4K】Panasonicのビデオカメラおすすめ①|HC-VX992M
①4K AIRシリーズ
②スマホと連携した様々な機能
4Kの高画質でありながら398gの軽さを実現した『4K AIR』シリーズの機種です。『あとから補正』はもちろんのこと、スマホと連携すれば遠隔での操作や、スマホの映像を同時撮影して『ワイヤレス ワイプ撮り』をしたり、テザリング接続してライブ配信なども楽しめます。
口コミでは、画質の美しさに多くの高評価が見られました。また、持ち運びやすさや機能面に関しても驚きの声が上がっていました。高画質・軽量・高性能を実現し、初心者からベテランまで幅広い人におすすめできる機種です!
【4K】Panasonicのビデオカメラおすすめ②|HC-VZX990M
①4Kの最軽量モデル
②5軸ハイブリッド手ブレ補正
Panasonicの4Kビデオカメラで最軽量の355g。片手でグリップしやすいコンパクトなサイズで初心者や女性にも扱いやすいのが特徴です。軽い機種だと手ブレしやすくピントが合いづらいのが欠点ですが、本機は『5軸ハイブリッド補正』と『4KハイプレシジョンAF』を搭載しているため、手ブレを補正して素早くピントを合わせてくれます。
使用者の口コミを見ると、4Kの高画質で性能も申し分なく値段も手頃なため、コスパが良いと評価している人が多いです。軽くて扱いやすい機種なので、長時間撮影が想定されるシーンや、スポーツシーンにもおすすめの機種です!
【4K】Panasonicのビデオカメラおすすめ③|HC-WX2M/WZX2M
①4K PREMIUMシリーズ
②サブカメラでワイプ撮り
『4K AIR』シリーズをグレードアップさせた『4K PREMIUM』シリーズの機種です。『4K AIR』よりも重く価格も高いですが、その分バッテリー容量やズーム性能が上がっています。モニターにはサブカメラが付いており『ワイプ撮影』も可能な高性能機種です。
4Kの高性能機種ということもあり、口コミでは画質や性能面に満足している人が多く見られました。屋外の撮影に適しているとの声もあり、堅牢性も充分なようです。運動会など屋外で遠くからお子さんの表情を撮りたい方などにおすすめです!
【4K】Panasonicのビデオカメラおすすめ④|HC-WXF1M
①家庭用4K最上位モデル
②一眼レフのようにこだわりの動画撮影
Panasonicの家庭用4Kビデオカメラでは最上位モデルのため『あとから補正』や『ワイプ撮影』など、Panasonicが誇る全ての機能が入っています。ファインダーを搭載しており『マニュアルリング』と呼ばれるレンズまわりのリングを回せば、一眼レフのようにフォーカスや絞りなどを自分好みに設定可能です。
画質や機能面での高評価が多く見られたのは当然ですが、Panasonicならではの持ち運びやすさに関するコメントも多く見られました。カメラの扱いに慣れてる人や、自分だけの映像を撮りたい人におすすめの機種です!
【4K】Panasonicのビデオカメラおすすめ⑤|HC-VX2M/VZX2M
①名門ライカ社のレンズ採用
②優れたズーム性能
『4K PREMIUM』シリーズでサブカメラが付いていないモデルです。サブカメラが付いているWX2Mよりリーズナブルな価格になっていますが機能はほぼ同じです。スマホと連携すれば『ワイプ撮影』も可能です。名門ライカ社のレンズを採用し、鮮明で高倍率のズームを実現しています。
口コミを見ると『4K PREMIUM』シリーズならではの画質やズーム性能に満足している人が多いようです。価格を抑えて高性能な機種が欲しいという人や、クオリティの高い映像を撮りたい人にはおすすめです!
【4K】Panasonicのビデオカメラおすすめ⑥|HC-WX1M
①最上位モデルのファインダー非搭載型
②長時間撮影
4K最上位モデルとの違いは、ファインダーと夜間撮影機能が非搭載な点です。それ以外は最高レベルの機能を有した機種と言えます。最上位モデルに比べると軽量で価格も安くなっています。連続撮影時間は3時間を越え、長時間撮影が可能な機種です。
ファインダーが非搭載とは言え、機能は最上位モデルとほぼ変わらないため、機能面で満足している人が多く見られました。ファインダーを使わずモニターで確認しながら撮影するという人には、こちらの機種もおすすめです!
【4K】Panasonicのビデオカメラおすすめ⑦|HC-WX995M
①旧型モデルで価格が安い
②サブカメラでズーム&ワイド撮り
この機種は2017年発売のモデルですが、4Kの高画質でサブカメラも搭載しており『ワイプ撮影』が可能な高性能機種です。サブカメラを前に向ければ運動会で子供の表情をアップで撮りながら、全体の絵も撮れたりします。旧型モデルとあって価格も下がっています。
口コミでは、高性能機種の旧モデルということもあり、価格の安さに関するコメントが多く見られました。画質やズーム性能も申し分なく、リーズナブルな価格であることから、入門用のカメラとして購入するのもおすすめな機種です!
【4K】Panasonicのビデオカメラおすすめ⑧|HC-VX1M/VZX1M
①最上位機種のサブカメラ非搭載型
②アダプティブO.I.Sでブレ補正
WXF1MやWX1Mとズーム性能や画質は同じですが、ファインダーとサブカメラが無い分、軽量で価格も安くなっています。ジャイロセンサーと画像処理エンジンでブレ幅などを解析する『アダプティブO.I.S』を搭載し、自動でブレを補正してくれます。
ズーム性能の高さや『あとから補正』で編集できる点に満足している人が見られました。最上位モデルと比較すると、バッテリー容量が少ない点はありますが、それを補って余りある機能を搭載しているため、撮影に慣れている人にも充分おすすめできる機種です!
【フルHD】Panasonicのビデオカメラおすすめ⑨|HC-W590M
①500倍のデジタルズーム
②広角28mmレンズ搭載
家庭用フルHDの最新機種で、光学ズーム50倍、iAズーム90倍、デジタルズームは500倍と圧巻のズーム性能を誇ります。『広角28mmレンズ』を搭載しており、狭い部屋での撮影など、後ろに下がれない場面でも広範囲を撮影できます。サブカメラでの『ワイプ撮影』も可能です。
Panasonicならではの操作性の良さや、軽量で扱いやすいとのコメントが見られました。フルHDとはいえ、画質にも満足しているとの評価もありました。ズーム性能が優れているため、月食の撮影など、天体観測にも使えるカメラです!
【フルHD】Panasonicのビデオカメラおすすめ⑩|HC-V360MS
①3万円台で購入可能
②256gの超軽量
Panasonicのビデオカメラの中でも特に安価な機種で、3万円台のお手頃な価格で購入できます。フルHDのカメラということもあり本体は256gと超軽量です。それでいて手ブレ補正や90倍のiAズームなど、Panasonicならではの機能はしっかりと搭載されています。
口コミでは、軽くて使い勝手が良いとの評価が多く見られました。価格も安く、軽くて扱いやすいので、ビデオカメラデビューには打ってつけの機種であることは間違いありません!
【フルHD】Panasonicのビデオカメラおすすめ⑪|HC-V480MS
①256gの超軽量
②32GBの内蔵メモリー
先に紹介したV360MSと同タイプの機種。V360MSと比較しても性能面に違いは無いですが、内蔵メモリーが16GBから32GBに増えており、少しだけ値段が高くなっています。それでも3万円台とお手頃な価格で、V360MSと同じく256gの超軽量サイズとなっています。
操作性や持ち運びやすさを絶賛する声や、SDカードを購入せずに使える点に喜びの声が上がっていました。初心者の人はもちろん、女性にもおすすめのカメラです!
Panasonicのビデオカメラで素敵な思い出を記録しよう!
SONYと並び、日本を代表するメーカーのPanasonicのビデオカメラであれば、きっと自分に合った理想的なカメラが見つかるはずです。今回ご紹介した選び方やおすすめ機種を参考に、Panasonicのビデオカメラで素敵な思い出を記録してはいかがでしょうか。