Photoshop(フォトショップ)での作業を効率的に進めるのに便利なプラグイン。プラグインは提供元やファイルの違いによって読み込む方法が異なります。
Photoshopでのプラグインの入れ方・使い方!
ダウンロードしたプラグインファイルはアプリケーションにインストールして、PC上で利用できるようにしなければなりません。その方法を解説します。
プラグインの入れ方(インストール方法)①:Adobe Creative Cloudアカウントから読み込む
Adobeで紹介しているプラグインは、ダウンロードする必要なはなく、Adobe Creative Cloudのアカウントを紐付けることにより利用できます。
これらのプラグインはブラウザ上(https://exchange.adobe.com/)でも確認できますが、サイトは日本語に対応していないので、Adobe Creative Cloudのデスクトップアプリケーションで確認した方が良いでしょう。デスクトップアプリケーションをインストールしておくと他のさまざまなアプリケーションに関することも一元管理ができるので便利です。
Creative Cloudのデスクトップアプリケーション プラグインのページ
プラグインが無料もしくは有料かによって表示されるボタンは異なりますが、今回は無料のプラグインで解説します。
デスクトップアプリケーションをすでにインストール済みであれば、使用したいプラグインをを選んで「取得」のボタンをクリックすると、Adobeアカウント入力を求められますのでログインしてください。ログイン済みの場合は次回Photoshopを立ち上げたときにプラグインが利用可能になります。
有料プラグインの場合は、上記のボタンが金額表示になっています。その場合もログインを求められますので、Adobeアカウントでログインしてください。
支払い方法などを入力し、支払いが完了するとプラグインが使用できます。
HPhotoshopプラグインの入れ方(インストール方法)②:.jsxファイルを開く
サードパーティ製のプラグインの場合は「.jsx」ファイルで提供されていることがあります。
ダウンロードした「.jsx」ファイルを開くことによりプラグインを読み込む方法を解説します。
提供元によっては、Photoshopの各バージョンごとにファイルを用意している場合がありますので、使用しているPhotoshopのバージョンを確認しましょう。下記の場合はバージョンCC2018を選択しています。
「.jsx」ファイルをダブルクリックして開きます。
Photoshopプラグインの入れ方(インストール方法)③:インストーラーから読み込む
dmgファイルをダウンロードし、インストーラーを起動させてプラグインを読み込みます。
Photoshopプラグインの入れ方④:Psdファイルのテンプレートを開く
Photoshopのファイル(.psd)を開いてそのままテンプレートとして使用する方法です。
無料プラグインの記事(https://creators-plus.jp/photoshop-plugin/)で紹介した「Bjango Color Creator Templates」はこちらの方法で開きます。そのまま別名保存すれば、自分用のテンプレートとして使用できます。
Photoshopプラグインの使い方
読み込んだプラグインは、Photoshopを開いたときにメニューバーの「Window>エクステンション」から確認できます。もし表示されない場合は、Photoshopを再起動してみてください。
表示されたプラグインを選択すると使用することができます。
また、おすすめのプラグインはこちらの記事で紹介しているので是非参考にしてみてください。
非公開: 【インストール必須】Photoshop作業に欠かせないおすすめプラグインで効率大幅UP!
不要になったPhotoshopプラグインの削除方法
プラグインはPhotoshopを起動するたびに読み込みが始まります。
プラグインファイルがどこに読み込まれているかによって削除する方法が異なります。
プラグインの削除方法①:Adobe Creative Cloudからアンインストール
Adobe Creative Cloudデスクトップアプリからプラグインをアンインストールします。
左側のメニューからプラグインの管理を選択すると現在インストールしているプラグインが一覧で表示されます。削除したいプラグインをアンインストールします。
プラグインの削除方法②:バージョン固有のプラグインの場合
Photoshopのバージョン固有のプラグインの場合は、そのバージョンのフォルダ内にプラグインフォルダが生成されています。フォルダが作られる場所は個々のPCの環境設定によって異なりますのでPC内を確認しましょう。
Hard Drive/Applications/[Photoshop バージョン]/Plug-ins
アンインストール、もしくはファイルをすべて削除します。
プラグインの削除方法③:Creative Cloud 共有のプラグインの場合
Creative Cloudのアカウントに紐付けてインストールしたプラグインの場合は以下の場所にプラグインのフォルダが生成されています。
Hard Drive/Library/Application Support/Adobe/Plug-Ins/CC
アンインストール、もしくはファイルをすべて削除します。
インストールしたプラグインがどのタイプだったかわからない場合は、①〜③のそれぞれの場所を確認し、該当のプラグイン名を探しましょう。
プラグインが入らない時に考えられる原因は?
原因①:Photoshopのバージョン非対応
現行のPhotoshopのバージョンとプラグインとの互換性がない場合です。
- エラー:「このバージョンのPhotoshopでは動作しないため、[プラグイン名] モジュールをロードできませんでした。」
- 「保存」または「名前を付けて保存」ダイアログでファイル形式がありません。]
などのダイアログが出る場合があります。
原因②:Photoshopに割り当てられるメモリ不足
PCのメモリが足りないと画像のレンダリングやビデオのレンダリングができず、Photoshop使用中のパフォーマンスが低下し、停止することがあります。
また、起動時のフリーズやクラッシュが起きることがあります。
原因③:インストール時の問題
プラグインファイルをインストールする際、
- 解凍が上手くいかなかった
- 正しくインストールされなかった
- 同じプラグインの複数のバージョンがインストールされている
- インストールしたプラグインファイルが破損している
また、サードパーティ製のプラグインの場合は、お持ちのPhotoshopのバージョンに対応可能なのものをダウンロードしましょう。
バージョンごとにフォルダが作成される場合、プラグインを異なるバージョンのフォルダに移すことはやめましょう。
Photoshopのプラグインの入れ方・消し方まとめ
Photoshopで利用できるプラグインの入れ方と削除方法について解説しました。
Photoshopのバージョン固有のものは、Photoshopのアップデート時に確認が必要です。プラグインを上手に利用することでより効率的にPhotoshop作業がしやすくなります。ぜひ参考にしてみてください。